望side ページ4
最近の流星は少し様子がおかしかった。
俺は、何かあるのではと心配になり流星のことを楽屋などで観察しているとあることに気づいた
いつも視線の先には、神ちゃんとしげ。
そして神ちゃんに話しかけられたときのあの笑顔
これで俺の中で答えは出た
でも、俺がこのことに気づいたところで何もできない、何もしてはいけないとも思った…
あの流星の切なくて苦しそうな表情を見るまでは。
みんなで楽屋で神ちゃんとしげの会話を笑顔で見てる日常の中での流星は感情を押し殺すような悲しい笑顔やった。
その時思ったんや。流星の相談にのれるのは俺しかおらんって
だから無理矢理にでも流星の気持ちを聞き出し、
少しでも力になりたいと思った。
全て流星に伝えると
青「やっぱ望には勝てへんな…
でももう大丈夫や。気持ちの整理はついとる」
そう言って寂しそうな笑顔を見せた
こんな流星をみてられなかった俺は
「流星の気持ち、教えてくれへん?
たしかに俺は神ちゃんとしげのことも応援
してないわけやない。
でも、大切な親友をほっとくことなんて
絶対できひん。
少しでも力になりたいねん。」
必死で流星に気持ちを伝えた
青「ありがとう…」
そう言った流星の笑顔は
さっきの寂しさが少し消えたように感じた
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作者名:chocolate | 作成日時:2019年3月23日 14時