FOURTEEN ページ18
ゼ「お前は信用できない。情報が先だな」
白雪が不安そうにゼンを見る
貴「…オビ、止めてくれてありがとう。__白雪、大丈夫?落ち着いて」
白「大丈夫だよ!ありがとう」
巳「……白雪を捜している理由です」
美少年「理由ねぇ。その赤髪のお姫様には城なんかよりふさわしい場所があるんだよね」
巳「それから最後に……」
美少年「クラリネスまで来た甲斐があった!」
白「……どういう意味?」
白雪…かなり焦ってるな…内心自分もかなり焦っている。でも、このみんなが焦っている状況で私も焦ってはいけない…気がする
巳「白雪。あんた、またその髪のせいで何か巻き込まれてるんじゃねぇの?」
巳「オレだってあんたを『ラジ王子が手に入れられなかった品』としてどっかに献上すりゃ稼げると思ったんだからさ」
なるほど……やっとどうして白雪が攫われたのかがわかった…………許せない
ゼンと白雪が焦ったような顔を見合わせる
♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚
大変なことになっちゃったな…今まで容姿で困っていたのは私だけだと思っていたけど…それは間違っていた。白雪も…きっとこの世界に沢山いるんだ
貴「あ!!遅れる!」
今日はタンバルンに行く日です!遅れる訳にはいかない!
_______
貴「はぁはぁ……ごめんなさい!遅れまし……」
何この空気…
ゼ「ああ揃っているな白雪、オビ、ハルカ侯……あれ?A見てないか?」
貴「あ、さっき来たの!ちょっと入りずらい雰囲気だったから…」
ハ「ゼン殿下!少々お時間よろしいか」
ゼ「よろしいが?」
ゼンはハルカ侯に呼ばれて少し遠くで話し始めた
貴「あれ何してるのかな?」
白「あ、そっか!A知らないんだったね!」
貴「う、うん?」
白「オビとハルカ侯爵、お互い苦手?同士なんだよ」
白雪がコソコソっと教えてくれた
貴「ええ!?侯爵も国境近くまで同行してくださるんだよ!?」
オ「げっ…そうなの!?じゃ8日間くらいは一緒って事!?」
貴「ビックリひた!」
オ「……A嬢が大きな声で言うからですよ!しかも、さっきからずっとここにいたから!」
貴「あれ?そうだったんだ?」
オ「酷い!」
貴「ごめんごめん!」
そんなやり取りをしているとどこからか声が聞こえてきた
従「ゼン殿下馬車の用意が整いました」
ゼ「ああ」
ゼ「では道中よろしく頼むハルカ侯」
ハルカ「はっ」
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三月の糸姫(プロフ) - 夕美さん» 上から目線でうざっ!あんたも言い方考えれば (2019年9月3日 16時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
乙葉(プロフ) - 夕美さんちょっと言い方きつく…ないですか?急にすみません〜 (2019年1月14日 23時) (レス) id: 389024289d (このIDを非表示/違反報告)
りんごとミカン(プロフ) - ごめんなさい!知りませんでした!ご指摘ありがとうございます! (2019年1月14日 12時) (レス) id: aed6b83019 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月14日 2時) (レス) id: 8cb8cd78d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんごとミカン | 作成日時:2019年1月14日 0時