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10年振りに快斗と再会した。
当たり前だけど彼は私が10年間何をしていたかを聞いてきて。
私からしたら快斗が何をしていたのか気になるけれど…それ以上に自分のことを話すのが先だろう。
そう思い、口を開く。
「…私はね、あの日…隙をつかれて誘拐された。」
ルビーと呼ばれる組織のボスと、ガーネットとどんな話をしたか…覚えている限りのことを快斗に話す。
快斗は、私が過去を話した時のようにじっとこちらを見つめていて。
なんだか安心して、スラスラと言葉が出た。
「それで…2人が拳銃を私に向けた。」
『…！』
「私は…そのまま、撃たれたわ。」
.
パァンッ
じわじわと痛むお腹。
視線を下に向けると、服が赤黒く染っていく。
痛い、熱い。
ﾙﾋﾞｰ『いい景色だな。』
すぐさまルビーが私に拳銃を向けた。
隣でガーネットが弾を装填しているから、先程撃ったのはガーネット、というわけね。
冷静にそう考えるが、段々思考が朦朧としてくる。
ﾙﾋﾞｰ『おさらばだ。』
パァンッ！ パァンッ！
今日2度目、そして3度目の銃声が鳴り響く。
だけど、新たに痛む場所はなかった。
その代わりに、目の前から呻き声が聞こえる。
何が…あっ、たの？
ﾙﾋﾞｰ『ぐっ…あぁ…！』
ｶﾞｰﾈｯﾄ『な、に…！？』
赤井『我々FBIが近くの倉庫を確認していないとでも？』
自分に喝を入れ声が聞こえる方へ顔を向ける。
そこに居たのは、沖矢さん。
だけど…声は違う。
赤井さん、ってことかしら…。
すると後ろから大勢の男の人が出てきた。
そして2人を連行していく。
それがなんだかあっさりで…。
「あ、かいさ…ん…。」
赤井『大丈夫か…！』
救急車を要請する声が聞こえるが、少しずつ遠のいていく。
これは…私が安堵したから、なのかな…。
それとも…両親の元へ行く合図…？
最後に快斗に…会いたかったっ…。
「か、いと……。」
私は、そのまま意識を手放した。
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セツ(プロフ) - ここからの続編を、新しく作成した"紺青の拳"に繋げました。 (2020年5月14日 16時) (
レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - mpさん» ありがとうございます！たった今、作成しました^^* (2020年4月4日 18時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
mp - セツさんのお話すごく好きなので番外編すごく嬉しいです！待ってます！ (2020年4月4日 0時) (レス) id: 7dfff5e535 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 長くなりましたが、まとめると�）槓圓呂海譴能�了�⊃刑遒鮑遒蠅修舛蕕鬟瓮ぅ鷙洪掘�続編となる番外編をのんびりとサブ更新 ですかね。それでは、今まで応援して下さりありがとうございました！とても楽しく執筆させて頂きました。 (2020年4月3日 16時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - どちらにしろ、本編はこちらで終了となります。続編は番外編です。続編が出来た場合は新しく物語を増やせないので、通知をそのままにするかお気に入り作者に登録してくださるとありがたいです。(そうすると通知が行きます) (2020年4月3日 16時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年9月30日 18時
