【名探偵コナン】怪盗キッドの協力者:2【怪盗キッド】

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あれから数ヶ月。



私は家から近かった江古田高校を受験した。



トップ、とまでは行かなかったけど結構な好成績で入学。



無口であまり喋らないせいか、友達は未だ出来ていない。



「…今日も居ない、か。」



高校に入ってからというもの、2人は帰ってすら来ないこともしばしば。



1人で黙ってトーストと目玉焼きを作り、",いただきます"と小さくこぼして食事を食べる。



そんな毎日の繰り返し。



「…行ってきます。」



近い学校ということで、徒歩通の私。



学校近くに行くと、またいつものような騒ぎ声が聞こえてきた。



中森『このバ快斗！』



『んだとアホ子！』



中森青子と黒羽快斗。



うちのクラスでも有名な夫婦。



いやまぁ厳密に言えば夫婦じゃないのだけれど。



2人は幼馴染みらしいが、いつも喧嘩をしながら学校に来る。



席が近い私のことも少しは考えて欲しい。



中森『齋藤、さん？おはよ！』



『よー。』



「…あぁ、どうも。」



桃井『2人ともよく挨拶できるね…怖くないの？』



…丸聞こえですよー。



私はそんな会話をしている3人を無視し、自分の席に座った。



それからは普通に授業を受けて屋上でぼっちご飯。



とまぁ、これが私の学校での態度だ。

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