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コナン side



もしも被害者の血がその場に散ったとしたら、アレはどこに置いたんだ?



きっとアレにも血がついているはず。



…犯人が自分で持ってる、よな。



うん。



だがこの安易な判断が、後々自分を苦しませる事になるなんて、その時は思いもしなかった。







毛利『で、では警部殿、また後で…。』



パシュッ



毛利『ハラヒレハラホロ〜。』



容疑者や目暮警部達を帰らせようとしているおっちゃんを麻酔銃で眠らせる。



目暮『毛利くん!やっと来たかね…。』



嘉人『眠りの、小五郎…。』



変声期をおっちゃんの声に調整し、声を出した。



小五郎『お待ち下さい、皆さん。先程はキャンプの疲れで検討ハズレの推理をしてしまいました。』



目暮『い、良いから推理を聞かせておくれ!毛利くん。』



毛利『単刀直入に言いましょう。犯人は……来栖心さん。あなたですね?』



心『…!?な、何言ってるの、毛利さん。』



勇『そうだよ、なんで心が!?』



服部『せや。俺もまだ謎は解けてへんけど、怪しいだけで済ませるのはアカンのとちゃう?』



そう表でいいながら、『どういうこっちゃ工藤』と耳元で囁いてきた服部。



小五郎『まぁまぁ、今から証明してみせますよ。』



俺は服部やこの場にいる全員に言うように言葉を放った。



小五郎『まずは容疑者に絞られた理由。キャンプをしていた、からですよね?』



心『えぇ。』



小五郎『コナンが勇さんに聞いていたそうですよ。"どちらが誘ったのか"と。』



そう、あの時勇さんに聞いたのはキャンプにどちらが誘ったか。







コナン『ねぇねぇ勇さん。』



勇『なんだい坊や。』



コナン『聞きたいことあるんだけどいいかな…?』



勇『悪いが後にしてくれないか?姉さんが殺されて、結構やられてるんだ…。』



コナン『事件には関係無いよ。キャンプって、どっちが誘ったの?』



勇『…それは、心だよ。』



コナン『…ありがとう!』



ずっと気になっていた。



どうして2人は従業員なのにわざわざキャンプをしていたのだろうか。







心『それはっ…勇が嘘をついてるかもしれないじゃない!それに、自分が働いているキャンプ場でキャンプするのはそんなに変なことかしら?』



小五郎『いえ。でも貴方はここを辞めたがっていた。なのにわざわざどうして?』



心『それはっ…別に良いじゃない。』



小五郎『…分かりました。では次は血糊の説明を致しましょう。』

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設定タグ:まじっく快斗 , 名探偵コナン , 黒羽快斗   
作品ジャンル:アニメ
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月13日 0時

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