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??『……ん!…さん!……Aお姉さん!』
「ん…っ…。」
歩美『あ、起きた!』
「歩美ちゃん?」
朝。
私は歩美ちゃんに呼ばれて目を覚ました。
「ごめん…皆起きてるね。」
青子『珍しいね?いつも早起きなのに。』
「あぁ…ちょっと、ね。」
あんな深夜に起こされて泣きまくって、その後すぐに寝れるわけなくて。
結局眠りについたのが3:30。
それで今は6:00。
あんまり寝れてないのよね…。
哀『それより、朝ご飯はあの建物で食べれるらしいわよ。』
「建物って…あのお風呂があった?」
哀『えぇ。お風呂の時は封じられてた部屋が食堂らしいわ。』
青子『ホントすごいよねー。』
歩美『うんうん!歩美早く行きたーい!』
「それじゃあ着替えてから行きましょうか。」
歩美『うん!』
園子『あら、起きてたの。おはよう。』
「そっちこそ。おはよ。」
外に出ると、園子がベンチに座っていた。
「蘭達は?」
園子『着替え中よ。』
「なるほどね。それより園子、何かあった?」
園子『え?』
「そんな顔してるわ。」
園子の隣に座り、顔を覗き込む。
青子達は気を使ってくれたのか、先に建物の方へ行った。
「誰も居ないわ。それで、どうかした?」
園子『真さんがね…。』
「京極さん?」
園子『真さんが…』
"キャーーーー!!!!"
何か口を開いた園子だけど、女性の悲鳴がその声をかき消した。
「何っ!?」
その声を聞きつけた探偵陣がすぐさまテントから出てきた。
靴をまだ履いていないからもたついてるけど。
「私は行くわ。園子は…?」
園子『私も行く。』
「オーケー。」
ベンチから立ち上がり、建物の入口まで来た。
尻もちをついてるのは…青子?
てことはさっきの悲鳴は青子か、歩美ちゃんか。
「青子。どうしたの。」
青子『あ、ああ…あの人が…。』
「っ…大丈夫ですか!?」
中を指さした青子。
そのさした先には、血を流して倒れている女の人が居た。
そしてすぐさま駆けつけてきたコナンくん達。
コナン『A姉ちゃん触っちゃダメだ!』
「そんなこと分かってる。」
脈だけ確認をし、場を荒らさないよう慎重に辺りを見渡した。
「特に窓も割れてる様子はない…。」
服部『おい、死んどるんか。』
「脈は無かったわよ。完全にね。」
その私の声だけがこの食堂に響いた。
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月13日 0時