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ー回想ー
快斗が私をテントに運んでくれたあとの事。
蘭『新一…。』
コナン『だから、快斗兄ちゃんだって!』
蘭『嘘…でも新一と同じ髪型だし、顔だし…。』
園子によると、この時の蘭は半べそだったらしい。
さすがに友達に彼氏取られるのはきついもんね。
和葉『Aちゃん大丈夫なん…?』
園子『それは和葉ちゃんもよ。服部くん、何とかしてよ…。』
平次『お、俺が?なんで俺がせなあかんねん。』
園子『あんた男でしょ!?』
ビシッとする!
そう言われて背中を叩かれた、と後から本人に聞いた。
園子『蘭は使い物にならないし、世良さんはガキンチョに付きっきりなの。』
コナン『平次兄ちゃんしか空いてないんだってさ!』
平次『こんの…クソガキ…。』
にぱにぱと笑うコナンくんの背後に殺気が溢れてたとか溢れてなかったとか。
あ、これも後日談ね。
和葉『だ、大丈夫やから…平次はもうテント戻り?』
平次『…あんな言われてほっとけるか、ドアホ。』
和葉『えっ?へ、平次?あたしの前にしゃがんで何する気…う、うわぁ!』
園子『おんぶか…。黒羽くんよりちょっとレベルは低いけど、まぁいいわ。』
蘭『な、何言ってるのよ…園子。』
園子『あ、復活した。』
蘭『うん…髪型元に戻して帰ってこられたら…。』
『ん?名探偵、これどういう状況だ?』←テントから戻ってきた
コナン『色々あった。』
『へー…いやそれじゃわかんねぇよ。』
コナン『それより快斗兄ちゃんはA姉ちゃんについてなよ!ね!』
快斗はコナンくんに背中をグイグイと押されてこのテントに入ったらしい。
園子『ってな訳で、和葉ちゃんは服部くんについてもらってるわ。』
「なるほどね…。歩美ちゃんは?」
蘭『コナンくんやお父さんが寝るテントに居るよ。哀ちゃんと青子ちゃんと世良ちゃんがついてるはず。』
「ん、そっか。私はもう大丈夫だから女子テントに変わってもらう?」
園子『そうね。そろそろ子供は寝る時間だし。』
蘭『うん。じゃあ私呼んでくるね。』
蘭が男子テントの前に立ち、一言声をかけたあと、中に入った。
それと同じくらいのタイミングで、私が居たテントから2人が出てくる。
「快斗…コナンくん。」
コナン『A姉ちゃん……。』
「コナン、くん?」
コナン『僕心配したから…気おつけてね?』
おっと、上目遣いできたか。
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月13日 0時