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園子『っはー…まさか貸し切り札があるとは…。』



このキャンプ場のお風呂場には"貸し切り札"というのがあるらしく、各グループが使えるらしい。



確かにこれがあれば、他人とお風呂に一緒に入ることが無くて良いかも。



8人で肩を並べてお風呂に浸かる。



私の隣には蘭と青子が居た。



園子『にしてもAあんた、また成長したんじゃないの?』



「園子!小学生の前なんだから。」



和葉『せ、せやせや…!』



青子『和葉ちゃん赤くなってるよ?』



「あれ、こういう話題慣れてないんだ。」



和葉『ちゃう!ちゃうで!平次の好みな体型やなとか思ってへんから!』



ぶくぶくと鼻の下まで潜ってしまった和葉。



そう思ってるのね…。



ていうか、服部くんは体型とか関係無く和葉の事好きだと思うけど。



ふと歩美ちゃんの方を見てみると、哀ちゃんに耳を塞がれていて何も分かっていない様子でキョトン顔だった。



うん、哀ちゃんありがとう。



純粋な歩美ちゃんを守ってくれて。



真純『全く、僕とは大違いだ。』



「げ、まだその話題掘り返すのね…。」



本当に逆上せたみたいに顔を赤くした和葉を引き上げ、座らせる。



真純『けどこういう時は…。』



パシャッ



「ぶっ…まぁすぅみぃー?」



真純の手に作られた水鉄砲(もどき)が私の顔にお湯を掛ける。



バシャッ



私は無言でやり返した。



真純『こんの…!』



今度はバッサーンッとお湯を手で叩き上げた真純。



案の定全員の頭から掛かった。



園子『こうなったら逆上せるまでお湯掛け勝負よ!』



哀『私はパ…』



ザバッ



全てを言い切る前に哀ちゃんに掛かったお湯。



青子『ふふ、哀ちゃん…やるよね?』



え、青子怖い。



哀『やってやろうじゃない…。』



歩美『ええっ?ちょっ、哀ちゃーん!』



蘭『和葉ちゃん…これ収集つかないよ。』



和葉『せや…あかんな…。』



唯一冷静さを保っているように見える2人を横目で見る。



「…蘭、和葉。」



そしてゆっくりと近づき…。



蘭、和葉『『ん?…うわっ!』』



ピュッ ピュッと水鉄砲を作って2人の顔にお湯を掛けた。



驚いた後、蘭はヒクヒクと顔を引き攣らせる。



蘭『Aー!』



「お、きたきた。」



和葉『あ、あかん…もう無理や…。』



大浴場の真ん中でお湯を掛け合っている5人の所まで行き、皆に混ざる。



結局最終的には和葉も混ざっていた。

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設定タグ:まじっく快斗 , 名探偵コナン , 黒羽快斗   
作品ジャンル:アニメ
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月13日 0時

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