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あの日から1週間、落ち着いた日々を過ごしていた。



レッドスピネルもパンドラ中に入ってなかったし。



青子『快斗ー!快斗?』



『げっ、青子!?』



せっかくの土曜日にお客さんだ。



チャイムが鳴り、快斗が出ると相手は中森さんだった。



ソファーに座ってテレビを見ていたため、普通に焦る。



「快斗、靴片付けなきゃ。」



『お、おう…。』



靴を靴箱に押し込み、私は部屋に入る。



リビングには私物を特に持ってきていないから、大丈夫…な、はず。



暫くすると、"お邪魔しまーす"という元気な声が聞こえてきた。



なんかやだ。



もう、寝よう。



朝だというのに、ベッドに潜り込む。



2人の会話をシャットダウンするようにイヤホンをし、眠りについた。







ガシャーンッ!



「なにっ…!?」



突然した大きな音に、目を覚ます。



快斗…?



「大丈夫…?」



部屋から出て、リビングに向かう。



勿論、この時は中森さんが居ることなんて忘れていた。



キッチンの方を見ると、中森さんを押し倒している快斗が。



私には気付いてないらしい。



「あ……なん、だ…あはは…。」



やっぱり、彼は中森さんが…。



「っ…。」



私は勢い良く家を出て行った。







ーその頃ー



青子『え、女の子?』



『A…っ!』



青子『A?』



追い掛けようとする快斗を、青子は手を掴んで止める。



青子『Aって誰?女の子が家に居るって…どういう事?説明して。』



『っ……出来ない。』



青子『青子に隠し事?』



快斗は、自分が怪盗キッドだということがバレたらいけない。



だからAと協力者関係であることも公言できないのだ。



『そうじゃなくてな…。』



青子『もういい…青子帰る。退いて。』



押し倒されていた青子は快斗を押しのけ、家を出て行く。



その瞳には、涙が浮かんでるようにも見えた。



『なんでこう上手くいかねぇかな…。』



快斗は1人、そう呟いていた。

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設定タグ:まじっく快斗 , 名探偵コナン , 黒羽快斗   
作品ジャンル:アニメ
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月13日 0時

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