【ONE PIECE】シルクハットと水鞠 ��

×106× ページ6

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エースによると、私を待っていたら

この女の子が駆け寄ってきて

『お兄ちゃん！』と言ってきたようで



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「お兄ちゃんじゃねェよ、って言ったら

泣かれて困ってるとこに、」




「私が来たってわけか...」




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私はしゃがんで女の子の顔を見る

丸い大きな目

頰にはソバカスがある



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「あなたのお名前は？」




「お姉ちゃん忘れたの？

ヒマだよ！」




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まだ私をお姉ちゃんだと勘違いしてるようだ

困ったなぁ、と頰をかいていると

『ヒマ！』と向こうから走ってくる女の人が




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「お母さん！」



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ヒマちゃんのお母さんらしい

その人はヒマちゃんに抱きつくと

エースと私をを見て謝ってきた


ヒマちゃんと同じく頰にはソバカス

目元もそっくり



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「迷惑かけてごめんなさい

あなた達は？」




「何言ってるの？

ヒマのお兄ちゃんとお姉ちゃんだよ！」




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エースと私は顔を見合わせ

少し困った笑顔をその人に見せた




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「あの、ヒマちゃんが

勘違いしているようで...」




「違うもん！ヒマのお兄ちゃんとお姉ちゃん！」




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ヒマちゃんが私達の腕を離さないので

仕方なく、家に着いて行く

ヒマちゃんの家はご飯屋さんみたい




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