暗殺人形 (ページ36)

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暗殺33　Side　涼太ページ36

Side 涼太
TRIBE全員での打ち合わせのため、俺達は会議室にいた。
そこで目に留まったのは見掛けない女性。
こんな人、LDH(ウチ)の事務所にいたっけ？
そんな中ヒロさんから紹介された。
名前はユナさんって言って三代目さんの護衛をしているらしい。

隼「あんな綺麗な人に俺護衛されてみた～い♡」

玲「…隼キモッ(ボソ)」
この二人は相変わらずだね…(笑)
それにしても本当に綺麗な人だな。
お人形さんみたい。
だけどそう思っていたのも一瞬の内だった。

「悪いけど、私にそう言う趣味はないから。それに前にも言ったはず、群れるのは嫌いだって。」
そう言い残し出ていった。
皆顔が呆然としてるし、俺もその一人だけど。
三代目さんに至ってはいつものことっていう顔だった。
そんな中打ち合わせが行われた。

………――
打ち合わせも終わり、この後まさかの食事会でテンション上げ上げ(笑)
歩いている最中話はユナさんのことで持ち切りになった。

隼「ユナさん綺麗だったな～～。」

玲「お前さっきからそればっか。」

隼「だって本当のことなんだもん！皆はどう思った！？」

数「俺も綺麗な人やなって思ったで。…黙ってれば。」

務「龍友くんと一緒やな。」

亜「まさかヒロさんに言い返すとは思ってなかったわ(笑)」

メ「俺も最初は綺麗な人って思ったけど、性格結構キツそうだから少し苦手かも…。」

玲「…まあ、確かに綺麗だけど何考えてるか分からない人に俺は見えた。」

涼「玲於らしいね(笑)」

隼「涼太くんはどう思った？」
あ、すっかり忘れてた。

涼「俺？うーん…。……まだ分かんないけど、俺から見たらお人形さんみたいだったかな？」

『………。』

涼「どうしたの？皆して黙っちゃて。俺何かおかしいことでも言った？」

数「お人形さんって…、お前メルヘンチックやな～(笑)」

亜「あははははは！！お人形さんとか…！ヤバイ腹痛いわww」

メ「亜嵐くん笑いすぎだって…。フフフ(笑)」

務「そういうメンディーくんだって笑っとるやん。」

玲「涼太くんらしい考えじゃん。…お人形さんって言ったのは意外だったけど。」

涼「皆して変なの。」