暗殺人形 (ページ15)

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暗殺13 ページ15

……
ス「ではこれにて全ての撮影が終了しました！皆さんお疲れ様でした！！」

全ての撮影が終わり、腕時計に目を移したら時刻は18時を指していた。
あれからスタジオに戻り特に何もすることなく私は待っていた。
やっと帰れる。

「悪いけど、私の仕事は終わったみたいだし今日はこれで失礼するわ。また明日。」

マ「あ！今日はすいません。特に何もすることなくて。分かりました、アイツらには伝えておくんで帰って結構です！お疲れ様でした！」

「…お疲れ様。」
そうマネージャーに言い伝え私はその場から去った。
結局、例のネズミも今日は見つからなかったし。
まあ、時間を掛けて探すとするか。

直「皆お疲れ～！！案外早く終わったことだし、飯でも食いに行きますか！！」

エ「直人さんいいっすね！行きましょうよ！」

己「いいですね。久しぶりに全員で行くの。皆この後予定とかは？」

健「なんもないですよ。」

隆「同じく。」

臣「特になにも。」

岩「俺もっすよ！……あ！そうだ！折角だしユナさんも誘っちゃいましょうよ！歓迎会という意味で♪」

マ「ユナさんなら残念だけどさっき帰られたぞ。残念だったな。」

岩「えーー！！何で！？返しちゃダメだよマネさん！」

マ「初日ってこともあって早く帰らしてあげたんだよ。向こうも仕事で護衛してるんだしな、振り回すんじゃないよ。」

エ「明日も会えるんだし。そんな顔しないでがんちゃん。」

岩「仕方ないな～。分かったよ、今日は我慢する。」

己「いつかユナさんと一緒に食事できるといいな。」

隆「そうっすね。」

臣「アイツの性格からして食事なんて一生無理だと思うんだけど…。(ボソッ)」

直「ん？何か言った？」

臣「いえ何も。」

健「はよ行きましょうや～。」