3.落し物の癖 ページ3
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『てってけてってってーーーん。絵文字ヘアピンー』
「かわいいねそれ」
「またそこら辺に落ちてたやつ拾ったの？」
『ピンポーん』
今朝廊下に落ちていた雫の形をしたヘアピンを見つけたのだ
それをミンと隣の席のソンハンビンに見せびらかした
『こうやって頭につけたら悲しそうに見える？』
そう言って頭につけて見せると
「変なの」
「似合ってるよ〜A」
『ハンビーン！さすが優男！だいすきだよー！！』
「あはは、よしよしかわいいね〜」
いつも通り頭を優しく撫でてくれるハンビン
ハンビンもうだいすき！！世界一！！！
「なーにしてるのー」
『あ！マシューみてみて！かわいくない？』
同じクラスのソクマシューが話しかけてきた
ヘアピンをこれみよがしに見せると"かわいいねー"と返ってきた
マシューの方がかわいい
実は私とミン、ハンビンとマシューは4人で行動することが多いのだ
いわゆるイツメンというものだ
「そういえば次って移動教室じゃなかった？」
『うげ、そうだった』
「まだ時間あるからゆっくり行こっか」
『やだぁーめんどくさいーハンビンおんぶんしてーーー』
「さすがに歩いていこうね。ほら教科書持ってあげるから」
「「そんなに甘やかさないの」」
ミンとマシューの声が被った
2人とも仲良すぎでしょ
結局おんぶをして貰えないまま教科書を持って階段を上がった
『あ』
「あ」
階段を上がると見覚えのある金髪頭とシャンハイ先輩
そう言えばここは3年の教室の近くだったな
「昨日ぶりだね」
『そうですね。んじゃ』
すぐ離れようとすると手を引かれた
『なにすんですかー』
「僕の名前覚えた？」
手を引っ張ったのはリッキーパイセンかと思いきやシャンハイパイセンだった
『えーっとじゃん、じゃっじゃん……………もういいや』
「そこまで出たら言えるよね普通、ジャンハオだよ」
いやーあんたの名前覚えにくいのよ
シャンハイが1番覚えれるよ
「ハオヒョン！」
「ん？あ、ハンビン」
え、なにハンビンとジャンハオパイセン仲良いの？
『え？え？どういう関係？』
「ハオヒョンは部活の先輩なんだ」
『確かダンス部だったよね？』
えぇ、ジャンハオパイセンダンスできんの？
なんかうける
「そっちこそハンビンと仲良いんだね」
ジャンハオパイセンは不思議そうに言ってきた
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まる - 続き見たいです！ (1月26日 14時) (
レス) @page32 id: 06575eb84a (このIDを非表示/違反報告)
じぬぬ(プロフ) - ハオ先輩かっこいい、ついていきます！！！でもハンビンには報われてほしいな〜〜🥺、いい子過ぎるって…。ギャップやばい💘 これからの更新楽しみにしてます💫 (2023年4月3日 15時) (レス) @page25 id: dd2e9728bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきおんな | 作成日時：2023年3月24日 22時
