20.ただの弟 ページ20
.
『あーごめんねユジンもうご飯食べちゃったの』
"え、夕飯作っちゃった…"
えぇ…どうしよう
明日の朝ごはんにでもするかな
『明日の朝食べるから冷蔵庫入れといて！ありがと！』
もうすぐで帰るねと言い電話を切り、帰る支度をする
すると不思議そうな顔してハンビンが尋ねてきた
「Aって弟いなかったよね？」
『いないよ？』
「じゃあ今のユジンって子は、？」
『隣の家に住んでる1つ下の男の子』
「……え？一緒にご飯たべるの？」
『私もユジンの親も共働きで帰ってくるの遅いから、ユジンがご飯作ってくれるの』
ほんと出来たかわいい弟だよ
未だに私に大好き大好きと言ってくるとこだけはおかしいと思うけど
「そっか…」
「夕食が1人じゃないっていいね」
『ジャンハオ先輩は1人なの？』
「まあ僕の両親も共働きで帰ってくるの1ヶ月に5回くらいだから」
いつの間にかタメ口をきく仲になったのはおいといて
ジャンハオ先輩の言葉に驚いた
確かお金持ちなんだよなこの人…
それなら納得がつく
『じゃあたまには友達の家でご飯食べないとね』
「はは、そうだね」
「いつでも待ってるよ！！」
『お邪魔しました〜！』
「今日はありがとうございました」
「いえいえ〜ハンビンと仲良くしてくれてありがとうね」
「2人ともまた来てねー」
ハンビンのお母様とも会話を交わしてお礼をした
まあ明日も来るんだけどさ
勉強会は明日も続くわけだし
ジャンハオ先輩は黒い高そうな車で帰って行った
私はというとユジンが待ってるから！とダッシュで帰った
暗いから送るよとハンビンは入ってくれたがそんな言葉も無視して走った
『ただいまユジン〜！！』
「おそーーーい！！今何時だと思ってるの」
時計を見ると8時を軽く超えていた
こりゃユジンに悪いことしたな…
『ユジンごめんねーそんなに拗ねないで、？』
「もうヌナなんてしらない」
『ユジン〜』
ソファに座っているユジンの横に腰掛ける
ごめんねと手を合わせてかわいこぶって言ってみると許された
ちょろくなったなユジン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 752人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ボイプラ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる - 続き見たいです！ (1月26日 14時) (
レス) @page32 id: 06575eb84a (このIDを非表示/違反報告)
じぬぬ(プロフ) - ハオ先輩かっこいい、ついていきます！！！でもハンビンには報われてほしいな〜〜🥺、いい子過ぎるって…。ギャップやばい💘 これからの更新楽しみにしてます💫 (2023年4月3日 15時) (レス) @page25 id: dd2e9728bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆきおんな | 作成日時：2023年3月24日 22時
