15.疲れる ページ15
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心臓の音が速くなる
これ以上触られたら私は…
『ジャン、はぉ…せんぱ…』
「ただいまーはかどってるー？」
ハンビンの声がした瞬間ジャンハオ先輩はパッと手を離した
髪にゴミついてたよ、なんて誤魔化しながら
「Aなんでそんなに下向いてるの？」
『目にゴミが入った。』
「大丈夫？目薬いる？」
『大丈夫。』
顔の熱がひかない
ひどい、からかうにも程があるじゃないか
「Aー｣
『え、あっなに？』
「もーちゃんと聞いてなきゃダメでしょ。そこはこれを使うんだよ」
『あーーそうだったねごめん』
ハンビンの声が一切耳に通らない
頭の中にはジャンハオ先輩のことでいっぱいいっぱいだったから
勘弁してくれ
「お疲れ様、明日もここでするの？」
「うん！ハオヒョンも？」
「もちろん。じゃあまた一緒に勉強しよう」
うそでしょ
明日もジャンハオ先輩と一緒なの？
私の心臓耐えられるの？
「じゃあ帰ろっかA」
『うん…』
「今日のAはやけに静かだね」
『勉強しすぎてパンクしてるの』
「そっか」
頑張ってるもんね〜なんて言いながらハンビンは頭を撫でてくる
ハンビンのはなんとも思わない…
やはり私はジャンハオ先輩が
____
__
「ふーんで、好きになっちゃったと」
『………はい』
「だから言ったでしょ好きなんだって」
休憩時間ミンに昨日の出来事を話していた
改めて好きというと本当に恥ずかしい
「やっぱあんたたち両思いなのね付き合えば？」
『いや、あれはからかわれてる』
「はぁ？この期に及んで謙遜なんて許さないわよ」
『だってそうでしょ！なんで私の事好きになるのよ！顔は普通だし運動能力とコミュ力はあるけど勉強できないし』
「元気なところがいいんじゃないの。てかあんた可愛いし」
『なにその子供扱い』
「子供でしょ」
かわいいと言ってくれたことは嬉しいが
どう考えても子供扱いされているじゃないか
たしかに私の長所は明るくてうるさくて元気すぎるところだけど
「ま、付き合ったら教えて」
『だからないってば！！』
付き合うなんて、、
私が付き合うってなんか変じゃん！
しかも相手はジャンハオ先輩…
ジャンハオ先輩にはもっと綺麗な彼女さんがお似合いだ
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まる - 続き見たいです！ (1月26日 14時) (
レス) @page32 id: 06575eb84a (このIDを非表示/違反報告)
じぬぬ(プロフ) - ハオ先輩かっこいい、ついていきます！！！でもハンビンには報われてほしいな〜〜🥺、いい子過ぎるって…。ギャップやばい💘 これからの更新楽しみにしてます💫 (2023年4月3日 15時) (レス) @page25 id: dd2e9728bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきおんな | 作成日時：2023年3月24日 22時
