イケメン ページ33
『…愛莉ちゃん』
「うわっ何この子レベル高いね君たち」
入「何してんのって聞いてんの」
「何って、君たちと遊ぼうと思ってさ」
入「遊ぶねぇ…」
「ね？いいでしょ？」
入「無理に決まってんじゃない顔面見直して来なさい」
「は？」
入「その顔で私達に話しかけてきたの？はっ笑わせないでよ」
「なんだと…」
入「あんたらみたいなブサイクお呼びじゃないの」
「こいつ…調子に乗りやがって！」
入「視界に入ってこないでくれる？気分が悪いわ」
「てめぇいい加減にしろよ！！」
五「あれ本当に愛莉なのかよ…」
家「随分変わったな…」
『…るさい…』
「あ？」
『お前ら…うるさい…』
「うるさいだと？」
『うるさいから消えろ…』
「下手に出てりゃ勝手なことばっか言いやがって！」
『勝手なこと言ってんのお前らだろうが…こっちは気分悪ぃんだよ…今にも吐きそうなんだよ…なのにさっきから騒ぎやがって…どっか行け殺すぞ』
入「シャレんなんないからやめなさい」
『シャレじゃない…』
入「それは怖いわね」
「お前らいいかげ…」
入「早く消えてちょうだいそれとも殺されたい？」
うわ…まじの目だ…
「ﾋｯ…いっ行くぞ」
「おう…」
入「弱いわね」
『愛莉ちゃん…水』
入「はいはい」
五「すげぇなあいつら…」
夏「強いね…」
あの2人に勝てるやついるのか…
『ありがとう…愛莉ちゃん』
入「はぁ…あんたといるとろくな事ない」
『でも一緒にいてくれるんだね』
入「…ふん」
『ツンデレだねぇ』
入「殺されたいの？」
『どうせ殺さないくせに』
入「ﾁｯ」
『舌打ち酷い』
夏「…もう愛莉は大丈夫みたいだね」
家「確かに…Aを助けたしな」
五「そうだな…」
『愛莉ちゃんはヒロインって言うより悪女みたいだね』
入「はぁ？悪女はあんたでしょうが」
『まぁねでも私は愛莉ちゃんみたいな悪女が好きなの』
入「おい私はヒロインだって言ったろ」
『最初は悪いことしてたけど最後はいい人になる、そんな悪女が好きなの』
入「話聞いてた？私ヒロインだって言ってんだろ」
『愛莉って呼んでいい？』
入「ねぇなんで話聞かないの？」
『呼んでいい？』
入「…別にいいけど」
『じゃあ私もAって呼んで』
入「はいはい」
『愛莉、私は悪女として頑張るよ』
入「…私だってヒロインとして頑張るわよ」
…あいつら何話してんだ？
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カンコク - この小説、本として出せないんですか？ (2021年6月7日 18時) (
レス) id: 818f51506c (このIDを非表示/違反報告)
おもち - めっちゃ面白いです！ヒロイン(笑)の事が居なくなってから平和過ぎて主人公が悪女になった事忘れてた、、め (2021年3月31日 17時) (レス) id: 4a83356780 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきおんな(プロフ) - おにぎりさん» わぁぁぁありがとうございます！！ (2021年3月20日 0時) (レス) id: 1d0423c06a (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 続編おめでとうございます！！コレからも体調に気をつけて更新頑張ってくださいね！！いっぱいちゅきです(訳:作品と作者さんがとても好きです。) (2021年3月19日 11時) (レス) id: 694d1d013e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきおんな | 作成日時：2021年3月19日 0時
