１０ ページ10
何日かしてゴンの住むくじら島についた。
船はあんまり得意じゃないんだけど、２人と話しているとあっという間に１日が終わるため、全然気にならなかった。
島についてゴンの案内を受けながら歩いていると一つの立派なおうちが見えた。
天空闘技場周辺は観光って感じであんまり住宅地がなかったから少し新鮮さを感じた。
「 ミトさーーーん！！ 」
「 ゴン！？ 」
親子の久しぶりの再会を、少し離れたところでキルアと２人で眺めた。何かグッと心にくるものがあった、懐かしい気持ちを見て見ぬふりして私は二人を眺めた。
いいなあ。
「 なんか言ったか？ 」
「 えっ、なんか言ってた？ 」
「 いや、なんもないならいい 」
「 ２人ともこっちきてー！ 」
珍しく少しなにか動揺した様子のキルアに疑問を抱えながら、ゴンのお家へお邪魔した。
「 もー！！帰ってくるなら先に教えてよー！！何にも用意してないわよ！ 」
「 いいよー！テキトーで！ 」
「 何言ってるの！お友達も来てるのに 」
「「 いえ、おかまいなく 」」
「 合格したって電話くれてから全然連絡ないし、心配してたんだからね！ 」
「 ゴンってばマジ？ 」
「 まあね〜…あ、何か手伝おうか？ 」
「 いーから座ってて！ 」
ゴンが部屋に荷物を置きに行くからここで待っていてと、私たちの荷物も持っていってくれた。
「 そーだ！ご飯作る間にお風呂入んなさいよ！ 」
「 服も全部出しといて洗濯するから！ 」
「 うん、あとで！ 」
「 今！！！10秒以内！！ 」
「 いつもあーか？ 」
「 だいたい 」
苦笑いをするゴンを急かすように、カウントダウンを始めたミトさんを横目に、ゴンは私とキルアを引っ張った
「 あ、勢いでAもつれてきちゃった 」
「 わたしも一緒に入っちゃおうかなあ？ 」
「 ばっ、何言ってんだよばか！！早くあっちいけ！ 」
「 そんな言わなくてもいいじゃん〜 」
珍しく照れてるキルア。冗談なんだけどな〜。まぁお年頃だもんね。
キルアに押されて脱衣所を出るとミトさんがいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 683人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おじいちゃんパンチ - うわあああ続けええええええ一生ついていきます (3月10日 18時) (
レス) @page25 id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
ビタミン剤(プロフ) - 続き楽しみにしてます。 (12月21日 12時) (レス) @page25 id: b4586dcb8c (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します！！ 話も分かりやすいしめっちゃ面白かったです！！ クラピカとキルアの絡みもっと見たいです！ もし無理でしたら構いません！！ これからも頑張ってください！ (11月15日 20時) (レス) id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ - 続き楽しみにしてます！受験がんばってください！ (10月22日 23時) (レス) @page25 id: 8e52d3a707 (このIDを非表示/違反報告)
るぜ(プロフ) - わあ！久しぶりに戻ってきたら更新されてて凄く嬉しいです！これからも待ってます！ (9月18日 12時) (レス) @page25 id: 59892969ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：璞 | 作成日時：2021年4月25日 20時
