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YG side
JN『はいはい!自己紹介もそこまで。
なにか食べた方がいいからお粥作るね!帰り、ユンギに送ってもらえば良いし!』
A『…』
ジンがなんか言ってるけどあいつ、反応してない。
てか、なんかフラフラしてね?
やっぱまだ眩暈すんのかな。
立ってるだけ精一杯って感じする。
しょーがねー、ご飯できるまで俺の部屋でやすませとこう。
『お前さ、我慢すんなよ。運んできたの俺だし。まだフラフラすんだろ?部屋行くぞ。』
連れて行こうと思ったけど、歩くのもしんどそうだな。
抱えていけばいいか。
ヒョイッ
いわゆるお姫様だっこ?ってやつをして部屋まで連れて行ってやった。
こいつご飯ちゃんと食ってんの?
軽くね?しかも細っ。俺よりも肌白い。
なんか、こいつのこと。守ってやりたい。
『飯、できるまで寝てろ。まだ眩暈すんだろ?できたら起こしてやるから。』
A『すみません。部屋まで連れてきてもらっちゃって。』
そう話してるあいつの顔は少し、悲しげに見えた。
その後Aはすぐに寝てしまった。
さっきの顔をみてなんとなく、こいつを、Aを部屋に一人にするのは気が引けて、俺は部屋でしばらく作業をしていた。
すると、
A『やだ、、行かないで、、、、、私を1人にしないで、、、、、置いていかないで、』
眠ってはいたものの、Aは泣きながら言っていた。
やだ、行かないで、置いていかないでって。
こいつ、まだ年的に高校生ぐらいだろ。
泣きながらこんなこと言うなんて。
いったい、こいつの過去になにがあったんだ。
コンコン
JN『お粥出来たよ。どうする?持ってこよっか?』
こいつ、寝顔だけでもまだしんどそうだからな、
『すいません、そーしてくれますか』
『おい、おい、飯、出来たぞ。起きれるか?』
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作者名:ハズレ | 作成日時:2018年1月14日 21時