落描きプロフェッショナル! ページ31
〈美術室〉
イデアの隣に座って紙にペンでサラサラとラクガキを始め、イデアの推しである水のフェアリー戦士を描きあげた。
「コピック貸して〜。」
「ヒェ、ミストたんが、、みるみるうちに完成していく……!」
「出来た。やるよそれ。『
「ミ、ミストたんが動いた〜っ!?そん、そんな、ユニマホを易々と使っていいんでござるか〜!?」
「ラクガキだし魔法弱いから3日ぐらいでただの絵になるよ。喋らないし、動きのバリエーション少ないし。」
「いやいやいや、神絵師に絵を貰えるだけで光栄ですし、家宝に、、ウワー!ニコってした!」
「そこまで喜んで貰えると嬉しいよ……。」
「いいい、いいんですか拙者がこんな素晴らしいものを頂いて!」
「いいよ、フェアリー戦士好きな奴いて嬉しかったからな。今度コノマ行こうぜ。」
コノマとはコミックノベルマーケットの略である。
マンガや小説などプロからアマまで好きな作品を好きな値段で売ることが出来る大規模イベントだ。
「本当でござるか!?せっ、先生は創作本とか、だ、出したりしないんですか……?」
「ウーン、出すから、売り子やってヨン。なんてネ。
ラギー誘うと来てくれるから雇ってるんだけど。
…………イデアやる?」
「えっ出すんですか!?いや、いやいやいや売り子は無理っす、あんな、人混み行くだけでもしんどいのに……。接客なんて!」
「ダヨネ〜、ま、いいけど。」
「毎回出品してるんですか……?」
「ウン、お前オレのこと知ってるよ多分。てか絶対。」
「エッ……この絵柄、色使い、、もしかして……」
「シッ、ここで言うな。みんなには内緒だ。」
コソコソとランドルフが耳打ちをした。
「マジでござるか、エッエッ……ホゴショク氏……?
ハ?本当に……!?感激でござるんだけど?」
「顔変えてたから。前コノマ来てただろ?握手したし。」
「バッ、バレてる……!!」
イデアは目を白黒させながら顔が赤くなったり青くなったりして普段通り挙動は不審だった。
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ヒューガ(プロフ) - 夢喰さん» ありがとうございます!頑張ります〜😊😊 (2022年6月17日 21時) (レス) id: 4a1ee837e6 (このIDを非表示/違反報告)
夢喰(プロフ) - 更新頑張ってください!!めっちゃ好きです!! (2022年6月13日 0時) (レス) @page23 id: 5ee2b54502 (このIDを非表示/違反報告)
ヒューガ(プロフ) - 月宮さん» えーッ!ありがとうございます!! (2022年5月5日 19時) (レス) id: 4a1ee837e6 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 - うぐぅ...あ"...ずぎぃ... (2022年5月3日 18時) (レス) @page15 id: 23123a7f78 (このIDを非表示/違反報告)
ヒューガ(プロフ) - 洸さん» ありがとうございます!モチベーション上がります! (2022年4月26日 5時) (レス) id: 4a1ee837e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒューガ | 作成日時:2022年4月10日 8時