異能力者と名(×)探偵！？《弐》【文スト×コナン】

こゝろと書斎 ページ27

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『おぉ、めっちゃ本ある。』


コ｢父さんの本だけど、資料とか図鑑とかもあるし、置いてある小説とかもミステリだけじゃないからな。｣

『……これ、読んだことある。』


この本だけ、知っている。夏目漱石のこゝろ。


コ｢……え、それ？ふぅん。もしかして、、｣


『何』


コ｢あ、いやなんでもないよ！｣


あ、本当にあった。江戸川乱歩。

太宰治も、芥川龍之介も、中島敦も、森鴎外も、宮沢賢治も、中原中也も、ドストエフスキーも、アガサ・クリスティも、エドガー･アラン･ポオも。


この世界では彼らが、文豪になっている？


異能力の名前は、作品の名前？


分からん。マアとりあえず読んでみよう。



『これとこれかして。』

コ｢！……あぁいいぜ。｣


とりあえずかりたのは
太宰治の人間失格と、芥川龍之介の羅生門。


なんか色々意味わからなすぎて
胃が痛くなってきたけど、帰って本読まなきゃな。



『じゃあね、また帰しに来るわ。』



バタン。

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