異能力者と名(×)探偵！？《弐》【文スト×コナン】

馬鹿と莫迦 ページ16

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｢全員縛りましたー！｣


｢よし、全員各階ホールに集めろ｣


｢逃げようなど馬鹿な真似はするなよ！
ここはハッキングしてある！
全てのシャッターや防犯装置は
俺たちの思い通りに動かせるんだからな！！｣


馬鹿なのか？いや、疑問形は失礼か。馬鹿だ此奴ら。


どうしようかなぁ……
一人で来てたら絶対一人で逃げたんだけどナ〜

とりあえず結束バンドはいつでも外せるし
なんもしない方が良いかぁ。



コ｢Aさん、なんか危機感無いね、慣れてんの？｣



『ハー？危機感くらいありますぅ』



イヤー目立たずに脱出出来るかどうか、怖ぇ。

軍警……じゃなかった
警察に聴取されんの面倒だからナァ…


細雪使って倒す？？


蒲団使ってハッキングし返す？


無理か。怪しまれるなぁ


コ｢さっきから何唸ってんの？｣



『黙れ、脱出方法を考えてんの。
なんか案ある？世良ちゃん』



世良｢うーん、下手に動くと
他のお客さんが危険だからなぁ｣


｢お前ら！何騒いでやがる！！殺されてぇのか！！｣



げ、ほら見ろ目ェ付けられたじゃんか。



『いやぁそのぉ、どうやって逃げるか
考えてただけですからぁ、

そんな怖い顔なさらずに、ね？』



コ｢バッ……！！｣


嗚呼、口が滑った。



『ごめんなさい嘘です〜』



｢ナメてんのかテメェ！！｣



『ごめんなさいってば、アッ殺さないでーッ』

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