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丸子side
確かに、あの二人は幼馴染で仲良しの親友だ。
村子と横子とは違う関係、すば子と村子とは違う関係。
お互い依存し合っているような。
あのふたりは私の推しカプである。
『うーん、確かに、最近よく一緒におるなぁ。』
推しカプと言っても、別に付き合って欲しいとか思ってる訳じゃない。
まぁ、付き合ったらそれはそれでええけど。
『付き合ってるとは限らないんじゃない？
ほら、女の子同士ギュッてするの、割と普通の事やん？
あの二人、幼馴染らしいから。特に。』
安子｢そう、なんだ。……でも、横子ちゃんモテるし、、｣
『ほんまそれな、横子、この前も告られてたで。』
安子｢え。……よ、横子ちゃん、なんて言ってた？｣
『ふふ、安心しぃや。断ってたで。』
安子はほっとした様子だ。
『なんか、誘ってみれば？買い物とか、デート。』
安子｢はっ！？…いや、付き合ってないのに？｣
『うん、それくらい普通でしょ。
何かと理由をつけて、さ。』
安子｢……でも、｣
『あ、横子、あの映画見たいって言ってたなぁ、、』
わざとらしく声をあげた。
安子｢えっ、ほんま！？私も見たかったやつ！｣
『へぇ、じゃあ誘ってみたら？映画好きらしいで。
それに横子、結構アンタのこと気に入ってるのよ、
とってもいい子だ、って。』
安子｢そんな、でも、、良いのかな｣
『早い者勝ちよ。頑張って。』
そう言って背中を叩くと安子はありがとう！と嬉しそうに走って帰っていった。
ああ、優柔不断な自分を恨む。
倉子、安子。
誰を応援すべきなのだろう。
ほんま横子は罪な女だなぁ。
私は結局、見守ることしか出来ないのだ。
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更新遅くて本当に申し訳ない、、
未だにオチを迷ってまして…………
何か意見ございましたら是非コメント下さいね。
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作者名：ヒューガ | 作成日時：2020年8月26日 17時
