白に染まり黒を染める。2 (ページ16)

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倉子side

待ちに待った土曜日。
使用人に住所を伝え、送って貰う。

……思ったより普通の家だ……(失礼)

少し緊張しながらインターホンを押す。

《はーい》

そうインターホンが言った後、
ばたばたと音をたたて横子さんが出てきた。

横子｢いらっしゃい、どうぞ。上がって。｣

『おじゃまします。』

横子さんの、私服…………

白のオーバーサイズのTシャツに
ジーンズのショートパンツ。

結構カジュアルなんだ……。

白い脚がスラリとのびている。
挙句の果てにはこの人、裸足だ。

ドキリと心臓が跳ねる。

横子｢ここ、私の部屋。入って｣

入ると、すば子さんがムスッとして待ってた。

横子｢あはは、勝てた？｣

すば子｢ふざけんな、死んだ！｣

横子｢そらそうやな｣

先にやってたんだ……。

横子｢じゃあ、始めましょうか｣

横子さんを真ん中に横一列に座り、

ゲームを始めた。

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横子の私服、結構迷ったんです、、ヒラっとしたスカートとかでもいいんですけど、やっぱギャップがある方が良いかな、とか考えて。結局私のタイプの服になりました……