真実キッス！ ページ16
《美術室》
一息つこうと思ったのに、バタバタと足音が聞こえ、
すごい勢いでクルーウェルを始め、ケイト、フロイド、ジャミル、ラギー、ジェイド、アズール、そして冷やかしに来たエース、リリアetc…が入ってきた。
｢エッナニナニナニナニ！？！！？｣
｢……おい、キングスカラーは？｣
｢知らねぇヨ帰った。｣
｢……せんせぇ、アレ、どーゆーつもりなわけぇ？｣
｢アレって……どれ？てかお前ら顔怖ッ｣
｢お前、生徒とキスするなんて何を考えてるんだ。｣
｢あぁー、アレね。してないよ？｣
｢｢｢｢｢｢｢は？？｣｣｣｣｣｣｣
｢手と魔法で隠してたから見えなかったと思うけど、
5センチくらい離れてた。｣
それを聞いたガチ勢、ため息をついてしゃがみ込んだ。
｢よ、良かったぁ〜、、マジでやったと思ってた……。
けーくん泣いちゃうとこだった。でもそれはそうとあと5センチのところまで顔が近づいたのは許せん。｣
｢ナニ言ってんの？｣
｢でもレオナさんの口に口紅ついてたっすよね？｣
｢ああ、、アレはつけたんだよこっそり魔法で隠しながら。｣
こうやって、とランドルフは唇に指を沿わせてからレオナに口紅をつけた時の仕草をしてみせた。
｢指で直接……塗ったってことですか？｣
ジャミルがギャルの格好のまま腕を組んで聞いた。
｢これは陸で言う、関節キス……というやつでは？｣
殺すか？と殺気立っているガチ勢を見て大笑いするリリア。エースはレオナの命を心配するしか出来なかった。
｢何怒ってんのお前ら、オレに選ばれなかったから拗ねてんの？あんなもん適当に選んだから気にすんなよ。ただの茶番ダロ？｣
ガチ勢共は全然納得いってないようだったが、
さすがにランドルフがウザそうにしてるのでこの辺で切りあげることにし、生徒はバラバラと帰っていった。
｢お前は本当に…………。｣
こっちの気も知らないで、とクルーウェルは言う前にやめた。
｢ナニ？｣
｢いや、なんでもない。｣
｢ふぅん？じゃあオレは今から行くとこあるから。｣
ランドルフは立ち上がり、脱いだドレスを抱えて黒い笑みを浮かべ、美術室を出ていった。
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バナナもどき(プロフ) - 初コメ失礼します！お話も絵柄も好っっっき過ぎて思わず五度見位しました！ランドルフ先生ガチ好み｡｡｡LOVE！です。 (9月17日 9時) (
レス) id: 163fc968cf (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - このシリーズ大好きです！！ランドルフ先生、推せる…… (8月18日 9時) (レス) @page25 id: ce382c9cb6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒューガ(プロフ) - 豆腐の角さん» ありがとうございます！女装の方のコメも読ませていただきました。とても楽しかったです！ありがとうございます。またリクエストありましたら、よろしくお願いします (6月6日 8時) (レス) id: 4a1ee837e6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒューガ(プロフ) - miiさん» ありがとうございます！今書いてる話が終わったらスカート次に書かせて頂きます。少々お待ちください！ (6月6日 8時) (レス) id: 4a1ee837e6 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐の角 - イラストリクに応えていただきありがとうございます!甥……甥?!(二度見)ってなりましたｗ幼少ランドルフ先生、ピンクの丸メガネなんですね…かわいい…。そしてラケルタ君めちゃかっこよくてビビりました!ラケルタ君とアレックス君のお話も楽しみにしております! (6月6日 0時) (レス) @page18 id: 73c66cdb1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒューガ | 作成日時：2023年5月19日 16時
