守りたい人がいる。 (ページ13)

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11話ページ13

Aside

あれから、さらに２週間がたった。

研究は順調に進み、完成まで残り少しとなっていた。

『ふぅ、今回の実験は成功。あと少しかな、、』

『あと少しだよ、、待っててね、” " 』

バンッ

突然、勢いよく扉が開けられた。

「はぁはぁ、大変です。ブラックドール、」

『クロノさん？どうかしましたそんなに慌てて、』

「壊理が地下室から逃げやした。」

『え、、、、、、、、、』

まずい、今あの子に逃げられたら計画が、、

どうする、とにかく早く連れ戻さないと、、

『はぁはぁ、この地下入り込みすぎでしょ。』

プルルプルルと地下に電話の音が響いた

『もしもし、ブラックドールです。』

「俺だ。壊理を連れ戻した。壊理の部屋で待ってろ

仕事の時間だ。」

『はい、了解しました。』

オーバーホールside

『おかえりなさい、オーバーホール。』

ふわりと笑うそいつに苛立ちが隠せない。

何がおかえりなさいだ

「ブラックドールちょっとこっちこい。」
　
「お前、どういうことだ。マインドコントロールは、

うまくいっているという報告だったんじゃないのか。」

『ええ、うまくいってましたよ。』

カチン

「あぁ？うまくいってただと、じゃあどうして壊理が

逃げる？俺は、恐怖で支配していたはずだ。お前、

殺されたいのか。」

『申し訳ありません。オーバーホール。

ですがマインドコントロールは一朝一夕にうまくいくもの

ではありませんよ。そちらのようにじっくり恐怖で支配

する、最も効率的な方法です。対して私は心の拠り所に

なることで彼女を依存させるそれには時間が必要ですよ。

経過は順調だったんですけどね。時間もう少しください。

こちらとしても、彼女が逃げ出すのは想定外だったん

ですよ。驚きました。』

全く悪びれないそいつに怒りを通り越して呆れすら覚え

てくる。

「もういい、早く弾を完成させろ。売買ルートの確保も

頼んだぞ。あと、今日も壊理のカウンセリングを

忘れるな。」

『了解です。オーバーホール。』

こんばんは。rinkaです。
初めての順位をもらって大変、興奮しております。
ありがとうございます。
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また、わたしは全くもって心理学の知識はございません。
ほぼネットに頼っています。深く考えずにあ、こんなんだったっけ？みたいに思ってみてもらえると嬉しいです。