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「で、ミズキはその子を拾ったんだね」





リビングでソファに座りミズキさんが事情を話す。





「てか、意外。ミズキ、女嫌いじゃん。」




『寄ってくるのが嫌。』





ミズキさんは寝起きで少し不機嫌だ。





ミズキさんみたいな人はきっと色んな人が寄ってくるのだろう。





「ねぇ名前何て言うの?」





リョウさんがいきなり顔を近づけてきた。
ミズキさんと同じぐらい顔が整っている。




「Aです。」





とりあえずミズキさんがつけてくれた名前をいう。





「Aちゃんね。こんな可愛い子と一緒に住んでるとかミズキが羨ましいわ。」





可愛い子?こんな私が?





『…上行ってくる。』





ミズキさんが突然立ち上がった。




「おう。」




『Aに何もしないでよ。』




「分かってるって。」




ミズキさんがリビングからいなくなった。




シーンとした空間。





数分したらリョウさんが口を開いた。



「Aちゃんはミズキが吸血鬼ってこと分かっててここにいるの?」



「はい」




「怖くないの?俺も吸血鬼だけど。」




「…あまり怖いとか無いです。」




「マジか…Aちゃんって不思議ちゃんだね」




他の人と色々違うと言われた。




「あのさ、気になってたんだけどちょっといい?」





「?」




立ち上がったリョウさん。



そして手が伸びてきた。

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相瀬(プロフ) - KAZUMI02919511さん» フォローありがとうございます! (2019年5月28日 6時) (レス) id: 17cb856d4a (このIDを非表示/違反報告)
相瀬(プロフ) - りんさん» ご感想ありがとうございます!頑張ります! (2019年5月28日 6時) (レス) id: 17cb856d4a (このIDを非表示/違反報告)
KAZUMI02919511(プロフ) - とてもいいお話ありがとーございます!Twitterフォローさせていただきます! (2019年5月16日 16時) (レス) id: 29e13e8152 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - はじめまして!とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年5月10日 22時) (レス) id: 9ce3d75a95 (このIDを非表示/違反報告)
相瀬(プロフ) - はしみずLOVEさん» とても嬉しい言葉ありがとうございます!これからも頑張ります! (2019年4月30日 20時) (レス) id: 17cb856d4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:相瀬 | 作成日時:2019年4月13日 19時

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