あなたと私。‐藤井流星

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望「 流星か、！ 流星イケメンやもんなあー！ ええやんええやん！
わあー、流星かあーっ！ 」





「 あ、あの小瀧さん… 」





望「 流星、顔も性格もイケメンやしな！
なのに天然なギャップがやばいねん！
分かるでー、
そりゃ惚れるよなー！ 」







止まる様子なく、ベラベラと語り続ける小瀧さん。









「 小瀧さん 」





望「 せやなー、、せやなー 」





「 小瀧さん、いい加減黙ってくださいよ！！ 」





望「 おっ！
あ、ごめんごめん
んで、なんやったけ？ 」





「 もうっ！ちゃんと聞いてくださいよ〜 っ 」





望「 ん、分かった、おしえて？ 」









優しく言う小瀧さん。





「 あの、やっぱりダメですよね。
分かってるんです、藤井さんにこんな感情を抱いちゃ、 」





望「 なんでダメなん？誰が決めたん、そんなの 」





「 だって、相手はアイドルですよ？
私より可愛いファンなんて星の数ほどいるのに、、 」






望「 Aちゃん、当たる前から砕けてるやん。 」






「 え、･･･ 」





望「 恋は当たって砕けろ！やでっ
相手がアイドルだろうが誰だろうが悩むのはみんな一緒！ な？ 」





「 ...！ 」









思わず息を呑んだ。



そんな考え方 、思いつきもしなかったから。








小瀧さんの意見を聞いて、ぐるっと変わった視点。





そっか、。

諦める必要は無いんや 。









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