佐野の弟の闇 東リベ

４６　ドラケン狩り ページ47

三ツ谷「マイキーは捕まったパーちんを金で助けようとした、でもドラケンとAは反対した」


タケミっち「なんでA君は…」


三ツ谷「Aはどちらの味方でもなかった」


タケミっち「え、でもそれは仲直りしたはずじゃ」


三ツ谷「オマエのおかげだよ、ウチの隊長クラスでも止めらんねー三人の喧嘩、どうやって止めたんだ？」


タケミっち「えっとお…その…」


三ツ谷「ありがとな、お前が止めてくんなかったら東卍ヤバかったかもな、特にAが」


タケミっち「オレはなんもしてないっス」


三ツ谷「…謙虚なヤツだな」


三ツ谷「！」


タケミっち「？どーしたんスか？」


三ツ谷「やっぱり、ぺーやんのバイクだ」


三ツ谷「東卍内部はパーちんが捕まったのはしょうがねえ事だって、話でまとまってた」





ぺーやん「ドラケン！」



ドラケン「おー、ぺー？どうした？タスキなんかかけて」





三ツ谷「パーちんを東卍が見捨てた、ぺーやんはそう思い込んでる」


三ツ谷「ぺーの野郎愛美愛主の残党とつるんで ドラケンをまくる とか言い出した」


タケミっち「それって…」


三ツ谷「 ドラケン狩り だ」






エマ「深刻なカオしてどーしたの？」


ドラケン「エマ、コレ持って向こう行ってろ」


エマ「え？」


ドラケン「ぺー、やっぱオマエは納得いかねえか…オレが気に入らねえんだろ？タイマンか？買ってやるよ」


エマ「ドラケン！」




ゴッ






タケミっち「ドラケン君に知らせないと！！」


三ツ谷「ぺーやんのバイクがあったって事はもう始まってるかもしんねえ」





ナオト『2005年8月3日、東京都渋谷区の駐車場で暴走族のグループ50人が乱闘』




タケミっち「三ツ谷君…」


三ツ谷「あ？」


タケミっち「駐車場です、さっきのトコ以外に駐車場ってありますか？」


三ツ谷「…ウラの駐車場？」


タケミっち「そこです！！」


三ツ谷「お…おい！」


間に合ってくれ！！



三ツ谷「そこ曲がったらすぐだ！」


タケミっち「ハイ！！」


！！


タケミっち「愛美愛主の奴らだ！！」


三ツ谷「いた…ドラケン」


タケミっち「ドラケン君！！」


ドラケン「おう、三ツ谷…タケミっち」


三ツ谷「ぺーやん！テメェ！！何愛美愛主とつるんでんだよ」


ぺーやん「ウッセェ三ツ谷テメェも殺すゾ」


エマ「ぺーやん卑怯だよ！！いきなり後ろからバットで襲って、こんなに大勢連れてきてそれでも男！？」

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