思恋 (ページ4)

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廉『A結婚するん？』

やめてよ…そんな切なそうに言わないでよ。

もう廉はなんとも思ってないくせに。

「う、うん…するよ。結婚」

廉『そーなんか…よかったな。お幸せに』

「うん、幸せになるよ。」

廉『ごm…』

《コンコン

廉が何かを言いかけたときノックする音が聞こえた。

《お嬢様、紫耀様がおいでになりました。》

「わかったわ、今行く～」

廉『俺も行くんよな？』

「そー…だね。」

廉『おっけ。じゃあ執事に戻るわ。、』

「うん」

廉『お嬢様…行きましょう』

「う、うん。」

部屋を出て、玄関に向かうと
紫耀がいた。

紫『お！A！久しぶり！』

「紫耀久しぶりだね」

紫『そちらは？』

廉『わたくし、本日からお嬢様の執事につかせていただきました、永瀬と申します。』

紫『永瀬さん…よろしくおねがいします！』

廉『はい。こちらこそよろしくおねがいいたします』

あんなに暴言吐いてた廉がこんなに丁寧な言葉を使えることに私はびっくりしていた。

紫『Aの執事はイケメンばっかやね～、
中島さんも、永瀬さんも。俺嫉妬しちゃう』

「な、なに言ってんの～、さ、うちで晩御飯食べていくでしょ？」

紫『うん！』

廉『では、ご用意致しますので少々お待ちください。』

「わかった。」