私的な研究結果【文アル】

主人公がストーカーに襲われそうになったら ページ44

芥川龍之介


芥川「そこを退いてもらおうか」


貴女の服を破き、嫌らしい手つきで貴女の肌を触って居るので、彼の中で何が切れた様です。貴女が『芥川ッさん！助けて、くださいっ！』と悲痛な叫びを漏らすと、そのストーカーを斬り殺し、貴女に駆け寄ってくれます。





太宰治


太宰「汚ねぇ手で……司書を触るなッ！」


貴女の服をビリビリに破き、肌を触って居るストーカーに向かい大鎌を振りかざす彼の姿は死神の様。
貴女が『太宰、さん』と涙を零しながら呟くと、『大丈夫か？！司書…』と言い、自分の外套を貸してくれます。





泉鏡花


泉「司書さんを穢さないで下さい。」


言葉こそは丁寧に言って居ますが、彼の瞳は狂気と殺気を孕み、ユラユラと揺れて居ます。貴女のスカートの中に手を入れて居たストーカーの手を一捻りすると、動脈を掻き切ります。貴女が『鏡花、さん…私、穢れてしまいました…』と言うと、消毒と言った様に抱きしめてくれます。





中原中也


中原「その汚ねぇ手を退けろッ！」


そう言い、ストーカーに御構い無しに銃を発泡します。大丈夫、彼は貴女に当たらない様に銃を発泡しました。貴女の服は所々が破れて居るので、彼はカーディガンの様な物を貸してくれます。





徳田秋声


徳田「ねぇ、君。何したか自分で分かってる？」


いつもより数トーン声が低く、顔を憎悪に染めた彼は前よりは幾分か慣れたナイフで敵の首を掻き切ります。貴女が『しゅ、せさん……私、どうし、たらッ』と悲痛な声を漏らすと、『大丈夫。君は穢れて居ないよ。』と腰布を貸してくれます。

主人公がストーカーに襲われそうになったら→←主人公が事故で聴力と視力を失い、静かに泣いてみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す