私的な研究結果【文アル】

主人公に依存したら ページ19

芥川龍之介


芥川「何処にも行かないで…」


貴女が出張で他の図書館などに行こうとすると、毎回止められます。彼は抱きしめてくるので、逃げる事は難しいです。





太宰治


太宰「司書は何処にも行かないよな？」


転生前は、家から見捨てられ、堕落した生活を送っていました。貴女が何処かに行ってしまいそうで怖い時は、口実を作ってまで『一緒に居たい』と言う気持ちが肥大している様です。





泉鏡花


泉「知ってますか？、兎は寂しいと死んでしまうのですよ。________________貴女は紅葉先生の様に置いて行きませんよね？」


転生前は尊敬する恩師に先立たれてしまった彼。独りになると、ブツブツと何かを口ずさんでいる様です。





中原中也


中原「何処かに行ったら殺してでも閉じ込める」


そう言い、貴女の腕をギリギリと掴んできます。『痛い』と言うと、満足そうな顔をして、より一層強くギリギリと腕を掴みます。





徳田秋声


徳田「こんな僕でも君は置いて行かないよね？」


床に座り込んで、俯いている様です。貴女が、そっと部屋から出ようとすると、『何処に行く気だい？』と貴女の服の裾を強く掴んできます。





川端康成


川端「………」


無言ですが、威圧的な瞳で此方を見てきます。まるで、その目は『恨み』『憎悪』などと重なる様な視線です。

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