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アイドルに戻るまではあんまり長くなかった。

ラジオで活動再開の放送をしていた

学校で佐川と伊藤と聴いていた

〈本日活動再開となったAさん!〉

〈大丈夫?ちゃんとご飯食べてる?〉

A〈はい!いっぱい食べてます!〉

よかったちゃんとやれてる、、

A〈そうそう!〉

A〈ご飯といえばこないだ"たかシ__〉

〈たか??〉

ブーッ

俺は飲んでたコーヒーを吹き出してしまった

伊藤「きたねーよ三橋!!」

佐川「三橋さん!ティッシュ!」

三橋「おう、ありがとーな、、」

A〈じゃなくて私のタカがね!休養中に飼い始めたんだけどー〉

よかった"たか"しか聞こえてなかったのか、、

心臓バクバクするー、、

やっぱり駄目かもしれん

〈へぇー〉

〈ではAさん歌う準備お願いします!〉

どんな顔してるのかはわからないけど

もし笑顔なら

笑顔の裏に

嘘と打算が隠れてる

スタッフだって嘘を吐く

お偉い方だって

そうだ

良いものを作るフリして見てるのは数字だけだ

誰しも嘘を吐く

全く

上等だってんだ

_____俺のAは

本物の嘘吐きだぞ

やばい声を聴いてるだけでどんな表情してるかわかる

この歌でいろんな人を魅了している

三橋「やばいな、、」

伊藤「ほんとだな、、こんなアイドル出会った事ない」

佐川「鳥肌止まんないっすねー、、あの転校生みたいな声してましたね」

伊藤「だな」

三橋「わかんねー」

あまりにもすごい

歌唱力で

人は

ただ焦がされる

A〈ありがとうございましたー!〉

長かったようで短かった。

心→←初



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作者名:あーる | 作成日時:2024年3月12日 21時

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