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杏樹のパートナーになった柚香先輩とは仲良くやらせてもらってる
中等部にあがって、夏休みも過ぎた
今日も楽しく学校生活…だった筈なのに
私は今何故だか柚香先輩に手を引かれて花姫殿に連れてこられていた
ここは男子禁制なので杏樹が居ない隙を見計らって私だけ連れてこられた
「柚香先輩?」
柚香「急に連れてきてごめん!ここは姫様のお膝元、花姫殿。聞いた事はある?」
「あるけど…」
目の前には学園行事でよく見る中等部校長
艶やかで一体何歳なのか分からない女の人
その隣には最近柚香先輩が一緒にいるようになった高等部の五十嵐先輩
この人とは特段関わりは無いので、何の情報も持ち合わせていない
まさか花姫として中校長の近くに居たとは
そして此処、花姫殿は中校長が好きな女生徒を集めたサロンという噂が流れている
中等部生になった最近よく耳にするようになった噂だけど
姫様「ほう。そなたが神崎Aか…。噂によれば
「…私が花姫?」
姫様「私好みの見た目だしの。
柚香「もう〜!姫様…。…A、此処は本当にいい場所だよ。私もあの人に追われてたけど、ここに逃げ込んで助けてくれた。Aにとってもいい話だと思う」
柚香先輩は中校長の後にそう続けた
確かに此処なら私を救ってくれるだろう
…柚香先輩は中等部に上がってから、盗みのアリスが発現し、私たちと同じく初校長から任務を手伝わされるようになったらしい
裏名は『死に神』
死に行く人からアリスを盗み続けた結果そう言われるようになったとか
そして極めつけは初校長のお気に入り、愛人と呼ばれていたこと
先生曰く柚香先輩も初校長に苦しめられている1人
…私や杏樹と一緒
その柚香さんがこの場所で救われたなら私も一歩踏み出してみてもいいかなと思ったり
「…花姫。いい響きですね。よろしくお願いします」
馨「花名は『紫陽花』。これからよろしくね?Aちゃん」
笑顔の五十嵐先輩がちょっと怖かったけど、多分この人はいい人だと思う
だからこそ柚香先輩が信用しているんだろうし
姫様「私の事は
「はい、姫様」
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作者名:Hakumu* | 作成日時:2023年6月5日 18時