【学園アリス】幼馴染の鳴海先生 (ページ36)

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Contents(25) ページ36

学園祭の時期がやってきた
毎年毎年かったるい物の1つ

「と、いう訳で学園祭シーズンに入るので皆さんそれぞれ頑張るよーに。自分のアリスを活躍させて、外界の人に見てもらえるチャンスなのでしっかり頑張りましょう」

翼「Aっちが1番思ってない癖に」
メガネ「だよなー！」

「兎に角！仲間と協力して頑張りましょう」

無理矢理終わらせたが、アイツら後で絶対しめる

ＨＲ終了後翼とメガネを廊下に呼び出し、空中浮遊で空に吊るしあげた
翼「わりぃって！Aっち！」
メガネ「ごめんって！もう無駄口叩かないから！」
「ったく、そう言うなら最初からやらないことね」

私は空から降ろすと、2人の頭にげんこつをぶつけた
素行不良の相手をするのにも疲れちゃう

美咲「お前らバカだなー。ＨＲ中は無駄口聞いたら、しめられるに決まってんだろー」
ゲラゲラ笑ってる美咲に私は溜息をついた

「そう思うんだったら、最初からこの2人に言い聞かせといてよ、美咲」
美咲「わりぃセンセー」

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「セントラルタウン？」
鳴海『お小遣いの日だったでしょ？蜜柑ちゃんが棗くん達と行ってるんだ。ちょっと様子見に行かない？』
「またそんな事に私を巻き込んで…」
鳴海『いいじゃんいいじゃん』
「今どこ？」
鳴海『初等部の職員室』

私は電話を切ると初等部の職員室まで瞬間移動した
そして杏樹を連れてセントラルタウンまで移動した

「うわ～。人多いな」
鳴海「お小遣いの日だからね。俺らも何か買う？」
「…何しに来たのよ、ここに」
鳴海「買い物♡？」

ったく…
溜息をつき杏樹の買い物に付き合った

化粧品とか服とか見るものは一緒だから私も好きな物は見ることが出来たからよかったけど

鳴海「2人で出かけるのもいいよね。昔はよく出かけてたけど、今はお互い忙しいから」
「偶に出かけてよ。息抜きにさ」

2人で昔話をしながら歩いていると、声がかかった

蜜柑「先生～！」
鳴海「蜜柑ちゃんと今井さん。どうだった？タウンは楽しかった？」
蜜柑「うん！あのね、あのね。これ！」

蜜柑は嬉しそうな顔で杏樹に1つの箱を差し出した

蜜柑「先生がじーちゃんと会う時に手紙と一緒に渡して下さい！すごくすごくおいしいお菓子！よろしくお願いします！」
鳴海「はい♡必ず」

…今の蜜柑の言葉で杏樹に聞きたい事は山ほどあったけどとりあえず今は口を噤んだ
蜜柑の前だしね