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杏樹の事を好きになったのはいつだっただろうか
1番始めに私の寮を訪ねてきてくれた時、なんていい先生なんだって思った
でもその時は好きじゃなかった
杏樹と岬先生に悪戯ばかりしていた日も、別に好きではなかった
いつ好きになったのか明確に覚えていない
多分任務を手伝うようになった時
あの時杏樹は私の事を心配してくれた
任務を手伝うようになった時も一緒に初校長に会いに行ってくれたし、危力系移籍の時も一緒に居てくれた
その時ぐらいから好きだった
同じ体質系、同じアリス、そして後々知った杏樹も昔任務をしていた事
全てに惹かれてた
見た目もめちゃくちゃカッコイイと思ってる
杏樹は自分の生い立ちの事を話した事は無いけれど、両親も絶対綺麗だと思う
…縁を切っているのかそうじゃないのかも知らないけど
明確な出来事があって好きになった訳じゃない
だけど杏樹の事をいつの間にか好きになっていた
初等部の頃は確かに初等部生の戯言だと思われてたし、まともに受け取ってなんか貰えなかった
だけどちょっかいを何度か出して、気になって貰えて柚香さんのことも振り切ってもらえて付き合うことが出来た
諦めずここまでやってこれた昔からの自分に感謝だった
･
･
･
「最近どうして杏樹の事が好きになったのか考えてみたの。これっていう出来事で好きになったんじゃなくて、いつの間にか杏樹の事が好きだった。…杏樹はどう？」
夜寝落ちる前にベッドで聞いた
杏樹は少し考えてから口を開いた
鳴海「俺は柚香先輩の事ずっと追いかけてたし、柚香先輩以外眼中に無かったよ。そもそもあの人以外に好きになる人なんて居なかったからね」
過去の夢を覗いた時に杏樹に好きな人らしき人が居ることはわかってた
深くは聞かなかったけど、この人には勝てないって勝手に思ってた
鳴海「最初はAの事は同じアリスって事で凄い心配してた。俺と同じ強いフェロモンってことで初校長が目をつけるだろうってこともわかってた。学園に入って来た時から気にかけてたよ。だけどAが俺に凄いちょっかいかけてきて、なんだこのガキって思い始めるようになった」
「ウケる。私もなんだこのクソガキって思ってた」
鳴海「自分で？」
「うん。思ってたよ」
2人してそう思ってたとは
まあ、あれだけ杏樹にくっついていればそうか
鳴海「だってAすごかったもんね。俺と岬先生に悪戯ばかりしてきてさ。何度俺の家に来たことか」
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Hakumu*(プロフ) - なつみさん» コメント・応援ありがとうございました！次作の方も読んでいただけるということで大変嬉しいです。今後ともよろしくお願いします! (6月6日 20時) (
レス) id: a79531c102 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！楽しく読ませていただきました♪幼馴染の鳴海先生も引き続き読みます！ (6月6日 14時) (レス) @page45 id: 452fe787e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hakumu* | 作成日時：2022年11月9日 15時
