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季節は過ぎもうすぐ卒業の時期
私たち6年は来年から中等部に上がる
このまま順調に行けば私も中等部に上がるのだろう
悠とも変わらず手紙のやり取りを続けている
私の予定が先にわかっている時は会えてもいる
会っている事がペルソナにバレていないのが幸いだ
…バレてて何も言ってこないだけかもしれないけど
だとしたら怖すぎる
鳴海「Aちゃーん♡」
「…何?」
HR終わり呼ばれて廊下に一緒に出ると内緒話をされる
鳴海「今日6時間目終わったら志貴さんのとこに行くから迎えくるね♡教室にいてね〜」
「…わかった」
それだけ告げるとナルは職員室に向かって行ってしまった
蜜柑「Aちゃん?鳴海先生と何の話ー?」
「ううん。なんでもない」
棗「早く行くぞ」
次は移動教室で、2人は心配して私のことを迎えにきてくれたらしい
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放課後
中校長代理部屋にたどり着くと、ナルが部屋をノックする
「今日はナルも一緒なの?」
鳴海「うん♡聞いてるだけね」
中から返事がし、2人で志貴さんの部屋に入った
志貴「鳴海先生から聞いたよ。Aがアリスを使って、困っていた人を助けた事。助けてくれてありがとう。僕からも礼を言うよ。…しかし君のアリスは寿命を縮める。あまり普段の生活で使うのを推奨していない。今後も日常使いは禁止していくつもりだ。これはあくまでもAの命を守る為。それは理解できるね?」
私はナルの顔を睨みつけた
何、余計な事言っているんだ…と
ナルは苦笑いしていたけど
「理解できます。普段は使わないですし。…ていうか使う必要がありませんから。今回は私ならその状況を打開できると思ったから使いました。普段仕事でアリスを使っている以上、多少のアリス使用なら別に何とも思いませんよ」
志貴「任務でのアリス使用もなくしていきたいと思っているんだけれどね。そう中々…。君の寿命の事もある。僕らもできる限りの事はしていきたいと思っているよ」
「ありがとうございます」
…初校長に歯向かう術があるのだろうか
志貴さんがどこまで初校長を止められる力があるのか
それは知る所ではない
志貴「さて、本題は君の身内の都築悠について」
「どうして名前を…」
名前を知っているのはナルだけ
思わずナルの顔を見るが彼は肩をすくめた
鳴海「僕は何も言っていないよ。志貴さん自身の情報源だよ」
驚かないで聞いて欲しい、と前置きし、間を置いた後ナルは私に告げた
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作者名:Hakumu* | 作成日時:2022年5月15日 0時