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File4 自殺未遂 ページ5
前に進む、1瞬のこと。
浮かんだのは、彼の姿。
どうなるのかな…?
まぁ、私に出来ることなんて1つも無い。心配することも、気にすることも無い。
回りに人は居なかった筈、邪魔はされない。
前に出ようとした其の瞬間___
零「A!!」
腕を掴まれて誰かの腕の中に収まり、私は轢かれなかった。否、轢かれる事が出来なかった。
『…零…君……?』
何で…
『何で邪魔したの…』
零「…え…?…」
『何でッ…邪魔…した、んだ』
『離して』
零「………」
『…離してって…』
零「…もう、こんな事はしないと…約束してくれるか…?」
『…離して』
『…離せ…』
零「約束してくれ…」
『…わかったから…離して』
零「………」
やっと、解放された。
この世界からは、
解放されないのかな…?
早く、彼に逢いたい。
あと、
1度だけでもいいから…
彼に逢いたい。
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作者名:Forgiven | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/048690/
作成日時:2017年2月1日 21時