File15 熱 ページ16
『今日は本当にごめん…もう帰ってもらって…大丈夫……』
嫌だ…ずっと一緒に居たい…
何故?
寂しいから?
思う事とは裏腹に、
零「……A、少し熱があるみたいだが…体も熱い…」
『そう…?じゃあ、移すと駄目だから…帰って?』
言葉は私の望む事を、
嫌…
零「…あぁ…だが…?」
『…っ……』
零「…泣いている…のか…?」
『え…?』
零君が頬を撫でた。
零「…どうかしたか…?」
『…いや、別に何も…』
零「…兎に角、もう少し此処に居る。…食欲は?」
『…ない…ありがとう…』
零「いいから…もう寝ろ…」
『…着替えるから…』
零「あ、あぁ…」
零「…終わったか、」
『…うん…もうだいじょうぶ…』
零「?…熱が高くなって…大丈夫か?」
『ん。大丈夫』
零「…はぁ…ほら、早く寝ないと…」
『うん…ごめん、ね…』
零「気にするな…」
零君に支えてもらい、ベッドまで歩いて横たわった。
零「…家、勝手に…」
『あ…どうぞ…好きに使って…』
零「わかった…おやすみ」
『…おやすみ……』
そのまま私は眠りに落ちた。
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作者名:Forgiven | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/048690/
作成日時:2017年2月1日 21時