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宝石が保管されている
ホテル内の金庫室に行くと
紺色のタキシードを着た褐色肌の男がいた。
その男はやって来た次郎吉さんを見て駆け寄って来る。
京「相談役!」
次「おぉ、京極君今回も頼むぞ」
京「はい!今度こそ怪盗キッドを必ずや捕まえ
て見せます!」
京極?
『なぁ、園子ちゃん…あの京極って人、もしかし
て400戦無敗の_』
園「そう!400戦無敗の蹴撃の貴公子よ!!」
『でも、どうして彼が此処に?』
園「そりゃあ、私の彼氏だからよ!」
400戦無敗の貴公子が彼氏って、スゴイな!!
『カッコいい彼氏だね(ボソ)』
耳うちでそう言うと
園「まぁ、だって真さんだし…//」
顔を赤くさせる園子ちゃん。
園子ちゃん可愛過ぎ!!!
青春してるな〜〜〜!!!!
すると背後から肩を掴まれる。
振り向くと、京極君が怖い顔をしていた。
『何か?』
京「園子さんから、少し離れてくれませんか」
………アオハルだな〜〜〜〜!!!
『彼女さんが心配?』
そう言うと、ちょっと顔を赤くする。
そして急に変な事を言い出した。
京「貴方が、怪盗キッドの変装なんじゃないか
と思いまして」
…………は!?!?
俺、もしかしなくても疑われてんの!?!?
肩に置かれた手に力が入る。
え、待って、クソ痛えんだけど!?!?!?
『いや、待って、話し聞いて!?俺は_』
すると、頬を横から思いっきり引っ張られた。
安「大丈夫ですよ!彼は今日1日ずっと僕といた
ので」
笑顔で俺の頬を引っ張る安室さん。
『いひゃい!いひゃい!!』
なんか余計な力入ってる気がする!!!!
京「そ、そうでしたか、すみません…疑ってしま
って」
ようやく放された頬を擦る。
『っ〜!いや大丈夫だよ!その位、園子ちゃん
が大事なんだな!』
いっきに顔を赤くする京極君。
いいなぁ〜〜〜〜〜
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次「さてコレが、今回のビッグジュエルじゃ」
『え……?』
直方体のケースに入ってる宝石は、4つ。
それぞれトランプのハート、スペード、クローバー、ダイヤの形をしたブローチに埋め込まれている。
次「友人から貰い受けた物でな、職人に頼みブ
ローチに加工したんじゃ」
ご友人も、かなりのお金持ちのようで……(笑)
次「それと、今朝こんな手紙が届いたんじゃ」
そう言って次郎吉さんは胸ポケットから
白い封筒を取り出した。
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霞(プロフ) - 気になります…続き待ってます! (8月17日 16時) (レス) @page20 id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
れもんそーだ - お話、とても面白かったです! 更新大変だと思いますが、楽しみに待ってます (2020年4月6日 8時) (レス) id: f169936397 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - はい ありがとうございます (2020年2月13日 13時) (レス) id: d10385a9fe (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 続編を、真実の君は【男主】3、で更新しました!続きが気になる方はそちらでよろしくお願いします!! (2020年2月13日 10時) (レス) id: 947bf1e80d (このIDを非表示/違反報告)
緋 - はじめまして!猫月さんの作品読ませていただきました。とても面白くて、続きが気になります!また、楽しみにしています。 (2020年2月9日 10時) (レス) id: 82343452fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫月 | 作成日時:2019年6月17日 20時