69(警察学校編) ページ20
〜警察学校編〜
萩「はぁ〜疲れた〜」
松「マジあの教官鬼だろ」
訓練の休憩時間、萩原と松田が愚痴をこぼしていた。
それぞれが、汗を拭いたり、水分を取るなどして、身体を休ませている。
『…………』
……何故、こいつ等は俺の方に寄ってくるんだ?
なんとなく、その輪の中から抜ける。
諸「あれ??A、どこ行くの?」
諸伏がそれに気付いて駆けてくる。
『……トイレ』
なんとなくで、口から出た言葉。
ホントは別に行く必要はない。
諸「なら、俺も行く〜」
松「女子かよ!!ww」
諸「別にいいだろ〜w」
松田と萩原が笑う中、それを他所にさっさと歩く。
降「………」
俺を睨む降谷と目が合ったが、すぐに反らした。
_________
男子トイレに入ろうとした時、中から声が聞こえて足を止めた。
「マジでアイツ何なんだよ!」
「あ〜、お前の対戦相手降谷だったっけ?ボロ負けだったなw」
「るっせぇ!!そもそも、あの金髪で警察官になるってふざけてんじゃねぇの」
「それは分かるわw実際外国人なんじゃねww」
「外国人が日本の警察官になるとか笑えねぇwwてか、外国のスパイとかだったりして!ww」
………………は???
諸「オイ!A!?!?」
気が付くと、俺はそいつを殴り飛ばしていた。
「ぐっ……!!」
「な!?テメーなにすんだ!!」
もう一人が殴りかかってきたので、襟を掴み、足を掛けて投げ飛ばす。
「がはっ!」
相手は床に背中を強打し、そのまま床に倒れ込んだ。
ユラリと立ち上がり、さっき殴った奴の襟を掴んで引き寄せる。
「ヒッ!!」
『てめぇ、もっかいふざけた事言ってみろ…その鼻へし折るぞ……』
なんで、こんなに怒ってるのか俺にも分からない。
けど、降谷が警察官になるために頑張っているのは知っている。
だから……
『てめぇが降谷に負けるのは、てめぇの努力が足りないからだろ!!人の事をあーだこーだ言う暇あったら、負けない様に努力したらどうなんだ!!!』
感情に任せて出た言葉は、自分の事を棚に上げている。
俺だって、人の事を言えた義理じゃない…
教「何やってんだお前等!!!」
騒ぎに駆けつけた鬼教官にこっぴどく叱られた。
俺は、ペナルティでグラウンド50周走れと言われた。(笑)
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霞(プロフ) - 気になります…続き待ってます! (8月17日 16時) (レス) @page20 id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
れもんそーだ - お話、とても面白かったです! 更新大変だと思いますが、楽しみに待ってます (2020年4月6日 8時) (レス) id: f169936397 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - はい ありがとうございます (2020年2月13日 13時) (レス) id: d10385a9fe (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 続編を、真実の君は【男主】3、で更新しました!続きが気になる方はそちらでよろしくお願いします!! (2020年2月13日 10時) (レス) id: 947bf1e80d (このIDを非表示/違反報告)
緋 - はじめまして!猫月さんの作品読ませていただきました。とても面白くて、続きが気になります!また、楽しみにしています。 (2020年2月9日 10時) (レス) id: 82343452fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫月 | 作成日時:2019年6月17日 20時