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11(過去編) ページ12

〜過去編(降谷Side)〜

ヒロが遅刻して来た日から
ヒロは月影に構うようになった。


降「ヒロって月影と仲良かったっけ?」

諸「ん?最近仲良くなった」

仲良くなったと言うか……避けられてないか?

諸「良いやつだよ、優しいし……
  ゼロも仲良くなれると思うよ」

降「じゃあ俺も話してみるよ」

諸「うん!」

________

次の日の放課後

委員会で遅くなって教室に戻ると
月影が一人で机に突っ伏していた。

__ガタッ
 
机にぶつかってしまい、その音で月影が顔を上げた。

降「……悪い、起こしたな」

『いや、大丈夫……』

沈黙……
なんか、凄く気不味い……

その沈黙を破ったのは、月影だった。

『諸伏は……?』

降「え、あぁ、部活……」

『そっか……』

降「……月影は、ヒロの事どう思ってるの?」

『……え』

………あれ?もしかして俺、変な事言った??

月影は驚いた様な顔をしている。

『どうって……別に……』

降「あ、いやそうじゃなくて……友達として」

そう言うと、月影は目を逸らした。

『友達、じゃない……』

降「……は?」
 
友達じゃない……?
だってヒロは、仲良くなったって……

降「……じゃあ、ヒロとお前は__」


『……あかの他人だろ』


__ガタンッ

気付くと俺は月影の胸ぐらを掴んでいた。

『っ……!』

降「お前!!」

クラスメートと言っていたら、我慢できたと思う。

でも、こいつは……!!

諸「忘れ物〜……て、ぇえ!?ちょ、ゼロ!!?
  何やってんだよ!?」

ヒロが教室に戻ってきて
俺と月影の間に入った。

_______

諸「どうしたんだよ、ゼロ……月影とケンカなん
  て」

ヒロの部活が終わり、一緒に帰る。
月影はあの後、直ぐに帰った。

降「……別に」

ヒロに言えるわけない……

諸「……ん〜、良いやつなんだけどな〜〜」

なんでそこまで、
月影の事を気にするのか分からない……

降「……俺、あいつの事嫌いだ」

諸「そっか〜、でも俺は仲良くなってくれると
  嬉しいんだけどな」

ヒロはそう言って笑った。
その笑顔が俺は好きだ。

でも、俺はあいつの事を好きになれそうにない



それ以来、俺はあいつの事が気に食わない



______

過去編、長くなってしまった!!

次回から本編なんですが原作に入っていきたいので少し(かなり)とばします!!

ご都合主義でスミマセン!!!

組織での話が気になると言う方はコメントお願いします!
高評価も良ければm(__)m

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猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時

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