真実の君は【男主】

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部屋に戻りポケットの中を確認すると、
入っていたのは電話番号が書かれたメモ。

……終わったらココに連絡しろと言う事か

パソコンを起動させ、封筒から資料を取り出し
資料に載っている人物を調べていく。

名前は木藤淳
大手企業の社長だ

裏で組織と繋がっているらしい。
彼から手に入れる情報は他の組織と行っている取り引きの情報だ。

『はぁ〜裏の世界はおっかないな〜』

……会社のメインコンピューターが怪しいな

今の時間は22時過ぎ
1時まで少し寝るかな〜
スマホのタイマーをセットしてベッドに横になった。









「A、お前は一人じゃないよ」


　









ーピピピピ

スマホの音で目を覚ます。

『………』

身体を起こし、目を擦ると濡れていた。
顔を洗い、黒い服に着替える。
部屋を出て車でターゲットの会社に向かい
人目のつかない所に止まる。

警備の手薄な場所から中に入り、
コンピューター室に入る。
メインコンピューターから目当ての情報を探す。

『！…ビンゴ』

メモリを差し込み情報をコピーする。

簡単過ぎか？

すると、画面にエラーの文字が映し出された。
セキュリティがかかっている。

だよな〜(笑)
しかもかなり厳重

ポケットからもう一つのメモリを取り出す。
公安お手製のコンピューターウイルスだ。
一時的にセキュリティを無効化する。

『ふぅ…』

無事、メモリにコピーする事が出来た。


風見さんに頼んどいて良かった〜(笑)
今度チョコ買ってあげよう(笑)

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