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家から車で1時間半。
ようやく大磯につく。
大磯といえばロングビーチ。この時期はもう海開きもしてるからたくさんの人が海に向かっているが私たちは海とは逆の山側に。
ケ「着きました」
「ありがと、じゃあ此処で待っててね。30分くらいしたら戻るわ」
バタンとドアを閉めてコツコツと石段を登ってあるお墓の前で止まる。
松さん達が先に来たからそこまで汚れはない。
「…久しぶりだね」
花を添えてお墓の前で手を合わせる。
(もうあれから10年以上経つんだよ。私もうあと1年で大学終わりだよ?あの頃の私からは想像出来ないでしょ?……涼真くんがいたらどんな今だったかな?今も私のワガママたくさん聞いてくれてたかな?笑……そうそう、新しいSPの人たちが来てね、今までとは全然違う雰囲気になったよ^^*)
1年間話そうと決めてたことを手を合わせながら話してく。
「……よし!じゃあまた来るね」
そしてケンチくんの待つ車に戻る。
その私を追いかけるように一筋の風が吹き抜け私のスカートをひらひらと揺らす。
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月夜 - とても面白いです。私も二階堂のお話が読みたいです。 (2019年2月11日 21時) (レス) id: 226362e8e8 (このIDを非表示/違反報告)
まぃ(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読まさせていただいてます!新しいお話、二階堂のお話読みたいです!よかったらお願いします!!! (2017年11月29日 17時) (レス) id: 92bf92977f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼唯 | 作成日時:2017年8月25日 19時