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「うーん寒い…」


夏休みも終わり早くももう10月。


今年は秋がないくらいのレベルでもう寒さを感じる年だ。


特に朝なんて暖房なしではいられない寒さ。


ケ「確かに今日は一段と寒いですね…」


SPのみんなもYシャツ1枚からスーツの上着を羽織るようになった。


「やっぱりもう1枚着てこよ、寒くて凍え死んじゃう」


啓「そんなんで冬どうやって乗り切るんですか?笑」


兄さんの送りが終わって戻ってきた啓司と将吉、ネッさん。


____夏のあの旅行の日にケンチみたいに呼びやすい名前でみんなのことも呼ぶようになった。


「あのねー、女の子は寒がりなの、基本!全く、そういう気遣いができないからモテないんだよ?」


啓「何言ってるんすか!?俺結構モテますよ!?なあ!直人!!」


この時間特に仕事がない直人と直己も揃って部屋にいる。


直「うーん、まあそうかもしれないですね〜笑」


将「でも随分前に彼女と喧嘩して別れましたよね?」


啓「な、将吉!お前余計なこと言うなよ!!」


「振られてんじゃん…笑」


啓「ちが、あれは俺から別れを切り出したから…「え?その日の夜愚痴聞けって言われた時は振られたって言ってたような…」」


啓司の言葉を遮るようにネッさんがそう言い、更に朝からデットヒート。


「もう、朝から元気すぎるのよ」


朝ごはんを食べ終え、テレビをつける。


食べ終わった食器を片付けるために来た渋谷ちゃんともう一人のベテランメイドさんの服部さん。


かちゃかちゃと食器を片付ける音と啓司たちの声の中、私はテレビの画面を見て固まってしまった。


ケ「どうかしました…?」


テレビに映されているのはある事件の事。


先日、県内で殺人事件がありその被害者の身元が明らかになったということ。


「山口…壮一」


顔写真とともに映し出される名前。


(間違いない…)


啓「この人、お嬢様の学校の人じゃないですか?」


ケ「萩原財閥とも何度か提携していますよね?」


「提携どころじゃない…いくつかの部門は山口不動産に飲まれてるもの、うちの会社」

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月夜 - とても面白いです。私も二階堂のお話が読みたいです。 (2019年2月11日 21時) (レス) id: 226362e8e8 (このIDを非表示/違反報告)
まぃ(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読まさせていただいてます!新しいお話、二階堂のお話読みたいです!よかったらお願いします!!! (2017年11月29日 17時) (レス) id: 92bf92977f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼唯 | 作成日時:2017年8月25日 19時

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