砂糖、八つ目。 ページ10
「いいえ。合ってます。」
不気味な微笑みのまま、言い放った。
「華鏡さん…あなた心当たりはあるでしょう？」
そんなものない。あるとすれば…
店長、あなたの勝手な嫉妬だ。
『ありません。私はちゃんと働きました。』
不気味な笑みを浮かべ、こちらに近づき、私の頬を掴む。
少し、痛い。そして…苦い。
「あら、それは嫌ねえ…ホント…あなた、可愛いからって調子乗ってるんじゃないのよ？」
さらに顔を近づけ、嫌な声で私に語る。
ブツブツ、ブツブツと、身勝手な思いを。
「あのね…可愛いからってバカでもちやほやされてきたんでしょうけど…
社会はそんなに甘くないのよ？
あなたはここで迷惑をかけた。だからお給料も減った。わかるでしょう？」
わかるわけがない。あんたの勝手な都合なんて。
少し、カマをかけてみよう。
『勝手に減給するのが許されるんですか。』
次の瞬間こいつの口からとんでもないことが飛び出した。
「そうよ。だってここは、【私の愛の王国】なんですもの。
マスターである私が愛せない子は要らないの。
どんな子であろうともね。」
『愛…？』
愛、それは、私とまふくんが育んでいるあの【愛】？
そんな身勝手な私利私欲と一緒にするな。
「そうよ華鏡さん。私はあなたも愛してあげているの。」
こいつの口が三日月型に避けていく中、
私はある記憶を思い起こしていた。
ジ…ジジ…
ノイズが走る。頭が痛い。
「どんな欲望でも、全部飲み込んであげるから…
だってAちゃん。
【それが愛だから。】」
プツッ
私のこの記憶が終わると同時に、私の中の何かが切れる。
『やっぱり納得できません…だって…ダメですよ店長…』
苦みに耐えるため、この女から離れ、
自分の顔を両手で覆う。
『未成年に手を出しちゃ。』
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ゆきか(プロフ) - あ、え、あの、めちゃめちゃ好きです、更新待ってます！ (2019年11月19日 19時) (
レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
えくれあしゃんえく - やば！最高や､､､､ヤンデレ､､､､いいのぉ (2019年1月13日 8時) (レス) id: ef8b35bd89 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - えぇむさん» マジですか！？「手抜きだと思われてるんだろうな〜…」とか思ってたからそう言ってもらえると嬉しいです！頑張ります！ (2018年9月24日 14時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
えぇむ(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください!!楽しみにしてます！ (2018年9月24日 0時) (レス) id: 0a5492f174 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - キョエエエエ！？初コメありがとうございます！！頑張ります！ (2018年9月19日 7時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴錬 | 作成日時：2018年9月15日 12時
