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砂糖、十三個目。 ページ15

「私は大人ですから…きっと力になれますよ。」

掴まれている手から気持ち悪い温もりが流れてくる。

『男の子遊びならもうやめたので大丈夫です。本命ができたので。』

本命、と言った瞬間不自然に力が弱まった。

『でも…そうですね。最近ストーカーに尾けられているというか…

いえ、でも…大丈夫です。』

バイトにて…

同じことをしょーこちゃんにも話す。

「ストーカー!?あんた、それほんとに気のせい!?

可愛いんだから気をつけないと!この前もしつこく迫った客いたじゃない!」

回想…

「Aにゃん、僕のお膝でもにゃんにゃんしてくれないかな〜?」

小太りの中年男が手を握りながら迫ってくる。

「お客様!うちはそういうお店じゃないので!」

「チッ、なんだよ」

またしょーこちゃんに助けてもらっちゃったな…

ってことがあったっけ!

「もしかしてあいつなんじゃ…」

しょーこちゃんの手を握り甘い声を出す。

『私しょーこちゃんが心配。だって結構物言いきついから…』

「あんたが言わないから言ってあげてるんじゃない!」

さらに眉を下げる。

『だから気をつけて。しょーこちゃんに何かあったらA悲しい。』

キラキラなオーラを飛ばす。

「A…!好き!」

しょーこちゃんが私に抱きついてくる。

「はいはーい。先輩たち見せつけないでくださーい。」

気がつくと店の姫男子?どもが騒いでいる。

「でも気をつけてね!同棲中の彼氏にでも守ってもらって!」

まふくんを思い出して、自然と頬が緩む。

終わり←砂糖、十二個目。



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ゆきか(プロフ) - あ、え、あの、めちゃめちゃ好きです、更新待ってます! (2019年11月19日 19時) (レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
えくれあしゃんえく - やば!最高や、、、、ヤンデレ、、、、いいのぉ (2019年1月13日 8時) (レス) id: ef8b35bd89 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - えぇむさん» マジですか!?「手抜きだと思われてるんだろうな〜…」とか思ってたからそう言ってもらえると嬉しいです!頑張ります! (2018年9月24日 14時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
えぇむ(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください!!楽しみにしてます! (2018年9月24日 0時) (レス) id: 0a5492f174 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - キョエエエエ!?初コメありがとうございます!!頑張ります! (2018年9月19日 7時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴錬 | 作成日時:2018年9月15日 12時

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