24体目 ページ38
「本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるはず……ですが何か変更があったのでしょうか？」
流暢に喋りながら、黒モヤはモヤモヤをどんどん広げて
こちらを囲おうとしている。
13号は指先を開き、個性を使おうとしたが、
「その前に俺たちに！」
「やられることを考えてなかったのか！」
「！ダメだ二人とも！退きなさい！」
爆豪くんと赤髪くんが前に出たため、
13号は個性を使えなかった。
また爆豪くんと赤髪くんの攻撃も、全くクロギリに
効いていない。
「危ない危ない。生徒とは言え貴重な金の卵。
勇敢ではありますが、今回それが過ちになりましたね。」
その瞬間、黒モヤのモヤモヤが私達に向かって飛び交い、
俺たちを覆った。
「私の役目は…貴方達を散らして嬲り殺す！」
黒モヤのモヤによって、13号先生の後ろ辺りにいた
生徒以外がワープさせられた。
『くっっっそ…やらかした。』
私は黒モヤの個性によってワープさせられる。
ここは……山岳ゾーン辺りか？
そこまで遠くは来ていないようだ。
「お嬢さん、もしかしてAって子かい？」
耳に入ったのは、あの時の誘拐の決まり文句。
その日本語は少しぎこちなく、外国人だと分かる。
振り返ってみると水色のLの文字が刻まれた腕章をつけていた
「アンジェラ様から伝言を君に伝えに来た。」
体中が冷や汗で濡れる。どうして、今まで隠れて来たのに。
怒りと恐怖が入り交ざった感情が頭の中を支配する。
そいつは薄ら笑みを崩さず、伝言伝える。
”A、貴方は素晴らしい個性を持っています!
まさかアランの個性だけでなく、
ジェバンニの個性まで引き継ぐとは、
神でさえ予想し得ないことです。
私は貴方を『図書館』へ招待します。歓迎するわ”
「…だそうだ。」
『…溶ける愛』
足下に愛が出現する。
私は愛の頭をワシャワシャと犬の様に撫でる。
いつもならもっと優しく撫でるのに、
今日は少し雑で荒っぽい。
溶ける愛は違和感を感じながらも”プレゼント”を彼女に
手渡す。
『…溶ける愛、
眷属足りないよな？』
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ヒマワリ(プロフ) - 夢見る主さん» ありがとうございますぅぅぅ！！！！！！めっちゃ嬉しいです！ (12月12日 19時) (
レス) id: 089ae42b3a (このIDを非表示/違反報告)
夢見る主(プロフ) - 更新早いし面白くて最高です！頑張って下さい！ (12月12日 19時) (レス) id: b93b3a16f4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒマワリ(プロフ) - 錫也さん» ありがとうございます！！！ロボトミーまじで面白いので知ってくれて嬉しいです！！ (12月12日 6時) (レス) id: 089ae42b3a (このIDを非表示/違反報告)
錫也(プロフ) - 罪善さんは神！はっきりわかんだね！！最近ロボトミーコーポレーション知った新参者です。知ってから見ると楽しさ10倍ですねこれ…！ (12月11日 22時) (レス) @page28 id: 046abef528 (このIDを非表示/違反報告)
ヒマワリ(プロフ) - 空白さん» コメントありがとうございます！がんばります! (12月11日 6時) (レス) id: 089ae42b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマワリ | 作成日時：2023年11月29日 19時
