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「おい！A！今日英語さされるかも知んないからノート貸して！」
「また書いてきてないの…？もう…貸してあげるけど、今度やってこなかったら貸さないからね！わかった！ジョンイン？」
「…わかったよ！そんな剣幕で言わなくてもいいだろ、鬼女！」
「鬼女って何よー！」
わたしは、チャA
普通の高校に通う普通の女子高生
親友のジョンインやユナと一緒に過ごしてる
「…A、あんたのその男勝りな性格やめなさいよ…可愛い顔が台無しよ？」
「ユナ…わたしが可愛いとか目おかしいよ？ユナの方が何倍も可愛いのに…」
そう、ユナは可愛いのだ
サラサラな髪の毛に170近くある身長
スマートなスタイルにシュッとした顔つき
モデル顔負けの美人だ
「…あんたって子は…ジョンインも！Aは女の子なんだから配慮ってもんが必要でしょ！」
「…ユナに言われたら何も言えねえよ、わかった、今度からちゃんとやってくるから…A、今回だけ許してな？」
ジョンインは182もある身長に端正な顔つき
ダンスをやってるから引き締まった身体
だからこのビジュアルに惚れるものも少なくない
わたしは絶対ないけどね！
「…許してあげるけど、なんでわたしの言うことは聞かないのに、ユナの言うことは聞くの？」
「…じゃあ逆になんでお前の言うことを聞く必要があるの？」
むっかつくー、
くそ、図体でかい割に言うことは幼稚だ！
「もーやめなよ、二人とも…ところでさぁ、イケメン好きのAには、いいお知らせがあるわ、今日この学校に有名なvixx会社から社長さんが来るらしいわよ？なんでも仕事もできる、優しく紳士てき、整ってる顔の三拍子だって！」
珍しくユナは目を輝かせていう
そんな完璧人間っているの？
「…そのひと…わたし見てみたい！」
「でしょ！言うと思った！でも…校長と会談したらそのまま帰っちゃうらしいから…授業抜け出してわずかなタイミング狙お？」
ユナの奇想天外な発言にワクワクしてきた
運良く仲良くれたら…
「…狙う！わたし、話してみたい！」
「そうこなくっちゃ！さすがAね！あ、ジョンインはいく？見てみたくない？」
そうだ。ジョンインはどうだろう
さっきから一言もしゃべらないで机を睨んでる
「…俺は見るだけにする、二人は喋れば？」
珍しく冷たい口調に
ユナとわたしは顔を見合わせた
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作者名：プディン | 作成日時：2016年7月2日 12時
