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Two ページ2

「ほら もっと声出せ!!」




「「「「「「「はいっ!!!」」」」」」」




部活を終わる前に剣道部は運動場を走るのが
決まり クソッ…誰が決めたんや







「あの柊先輩」




一人の部員が俺に話しかけてきた




『どうした?お前も早く…』





「それが今運動場使えないらしいです」




『……理由は?』



「……虎杖君と高木先生が
砲丸投げ勝負をしているらしく」




『……』




おいおいお前かい 悠仁
早く終わらせてゲームしようと思ったのに




『お前らは道場戻って素振り300本
してから帰れ』




「え 先輩は?」




『…面白そうだからちょっと見学に
行ってくる』




「えぇ〜!!ずるいですよ先輩」


「俺達もみたいです!!」




『いいから さっさと行け!!』




「「「「「「はーい」」」」」」




まったく 最近の若者は……




トンッ!




「『!!』」



前の方に行こうとすると
誰かと肩がぶつかってしまった




『すまん!!』



「!!こちらこそ すみません」



ぶつかった相手を見ると
見た事のない生徒………転校生か?




『見たことない顔だな 転校生か?』



「まあ そんなものです」



なんだ 可愛げのない生徒だな




ゴイイイイン




「!!」



『お またやったか悠仁のやつ』


音のする方を向くと
ゴールに砲丸がめり込んでいた


煙出てる



ゴール代誰が払うんやろな

Three→←One



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作者名:アオイ | 作成日時:2021年3月21日 20時

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