あなたと恋がしたいのです。 (ページ4)

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それからドンへさんとすれ違うこともなく
2週間が過ぎようとしていた。

あいたい...。

マネ「会いに行ってくればいいじゃない」

『え！？

超能力！？』

マネ「おバカさん

声に出てたわよ」

『って、

もしかして私があいたい人分かってる？』

マネ「何年あんたと一緒にいると思ってんのよ」

『オンニ～(;_;)』

マネ「で、どうするの」

『とりあえず...

待ってみます』

マネ「恋愛は男から来なくちゃね」

とは言ったものの待ってるだけじゃ
何も変わらないことくらい分かってるんだ...。

神様、

勇気のない私にどうかチャンスをください～！！！

マネ「ごめんね、

今日送ってあげられないけど大丈夫？」

『うん』

マネ「寄り道しないでね」

『はーい』

1人で居るとドンへさんのこと
ばっかり考えちゃう...。

あの時、

あの一瞬、

あの目に惹かれたんだよね...。

「おい、あれAじゃね？」

ちらっと見る。

いかにも柄の悪そうな男2人。

気づかないふりして早歩きで歩く。

「おい待てよ」

腕を掴まれる。

『なんですか...？』

「俺たちAちゃんのファンなんだよ～」

「一緒に遊びにいかない～？」

『大丈夫です』

「大丈夫ってOKってこと？

はい、じゃあ連行～」

？「その手を離してもらってもいい？」

『え？』